ハスクバーナ スヴァルトピレン250

掲載日:2020年03月19日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二


ハスクバーナ スヴァルトピレン250の画像
Husqvarna SVARTPILEN 250

アップライトなポジションはシティライドに最適
オフロードテイストのスヴァルトピレンに250を追加

スヴァルトピレン250は、2020年4月に発売となるオフロードテイストのストリートバイクです。トレリスフレームにパワフルな単気筒エンジンを搭載し、外観デザインにはクラシックな雰囲気とモダンなテイストを併せ持つ独特のスタイリングを採用。パイプハンドルによるアップライトなライディングポジションは、オフロード的な雰囲気や扱いやすさに加え、市街地での見通しの良さにも大いに貢献します。

パワーユニットはコンパクトな設計の248.8cc水冷単気筒です。最高出力は23kW(31PS)/9,000rpm、最大トルクは24Nm/7,250rpm。力強いトルクと、バランサーシャフトによる滑らかな回転が、このエンジンのセールスポイントです。車体骨格は、頑丈かつ軽量に作られた高強度クロモリ鋼製のトレリスフレームです。このフレームが、軽快なハンドリングときめ細かなフィードバックをライダーに提供します。

サスペンションは前後ともにWP製です。フロントには倒立式のビッグピストンフォークを、リアにはモノショックを採用。ホイールは17インチの鋳造製で、フロントに110/70、リアに150/60サイズのラジアルタイヤを装着。またブレーキはフロントに4ピストン、リアにシングルピストンのバイブレ製キャリパーを採用。ディスク径はフロント320mm、リア230mmです。これらの足回りにより、タイトな旋回性能と快適性、安心感など、街乗りで使いやすい性能が生まれます。

ホイールベースは1,357mm、シート高は835mm、燃料を除く車両重量は約153kgです。容量約9.5Lの燃料タンクには、ハスクバーナのロゴが刻まれたアルミ製のフィラーキャップを採用。タンク上には標準でラゲッジラックも装備。ABSはボッシュ製の最新システムを搭載。車両価格は消費税10%込みで59万9,000円となっています。

ハスクバーナ スヴァルトピレン250のここがポイント!
  • ● クラシックとモダンが共存するスタイリング
  • ● 軽快なハンドリングを生むトレリスフレーム
  • ● シティライドに有利なアップライトポジション

ハスクバーナ スヴァルトピレン250のライバルはこれだ!

  • KTM
    250デューク

    トレリスフレームに出力22kWの水冷単気筒を搭載したスポーツネイキッド。容量13.4Lの燃料タンクは、コーナーで膝にフィットするデザイン。税10%込みで58万6,000円。

  • ホンダ
    CB250R

    凝縮感あるプロポーションのスポーツネイキッド。高張力鋼のフレームに出力20kWの水冷単気筒を搭載。車体姿勢推定システム付きABSを装備。税10%込みで56万4,300円。

  • ヤマハ
    トリッカー

    コンパクトな車体に249ccの空冷単気筒を搭載した、乗り方を選ばないフリーライドプレイバイク。最高出力14kW、車両重量127kg、価格は税10%込みで47万6,300円。


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