カワサキ ニンジャ H2 SX SE

掲載日:2018年04月26日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

カワサキ ニンジャ H2 SX SEの画像
KAWASAKI Ninja H2 SX SE

さらなる機能と豪華装備を追加した
スーパーチャージド・スポーツツアラー

タンデムライディングや荷物の積載にも考慮した新設計のトレリスフレームに、ニンジャH2のエンジンをベースとしながらもパワーと燃費を両立させたバランス型スーパーチャージドエンジンを搭載したスポーツツアラーがニンジャH2SXです。エンジンは圧縮比を大幅に高め、スーパーチャージャーや燃焼室、カムシャフト、吸排気システムも変更。その結界、胸のすくような加速とニンジャH2より25%も優れた燃費を両立しました。最高出力は147kW(200ps)/11,000rpm、燃料消費率は60km/h低地燃費で27.0km/L、WMTCモードで17.9km/Lの値をマークしています。

そんなニンジャH2SXのハイグレードバージョンが、ここで紹介する「ニンジャH2 SX SE」ということになります。左右のサイドカウルには、車体のバンク角に応じて順番に点灯するLEDコーナリングライトを装備するほか、メーターパネルにはアナログ式のタコメーターとフルカラーTFT液晶スクリーンを採用。2,500rpm以上の回転数であればクラッチ操作なしでシフトアップとシフトダウンができるクイックシフターも搭載しています。またクローズドコースでの使用が前提となりますが、発進時にホイールスピンやホイールリフトを抑えて効率的に加速させる電子制御システム、カワサキローンチコントロールモードも採用しています。

そのほか、大型ウインドスクリーンやプレミアムシート、ステンレスメッシュブレーキホース、センタースタンド、そしてDC電源ソケットやグリップヒーターまで、ツーリングを快適に楽しめるアイテムを中心に様々な装備が追加されています。車体色はエメラルドブレイズドグリーンとメタリックディアブロブラックのツートーンで、ホイールのスポーク部分は切削&クリア塗装仕上げを採用。車両のメーカー希望小売価格は消費税8%込みで237万6,000円です。

カワサキ ニンジャ H2 SX SEのここがポイント!
  • ● タンデムや積載も考慮した新設計のトレリスフレーム
  • ● パワーと燃費を両立したスーパーチャージドエンジン
  • ● LEDコーナリングライトを始めとするSEのみの装備品

カワサキ ニンジャ H2 SX SEのライバルはこれだ!

  • カワサキ
    ニンジャZX14R ハイグレード

    1,441ccの並列4気筒を搭載するスポーツツアラー、ZX14Rにブレンボ製フロントブレーキやオーリンズのリアサスを採用した上級モデル。186万8,400円(税8%込み)。

  • スズキ
    隼(ハヤブサ)

    鎧兜をモチーフにした空力特性に優れる車体に、1,339ccの直列4気筒を搭載したスポーツバイク。最高出力は145kW(197ps)、価格は160万9,200円(税8%込み)。

  • BMW
    K1600GT

    1,648ccの並列6気筒ながらコンパクトに作られたエンジンを採用するBMWのグランツーリスモ。最高出力は118kW(160ps)、価格は309万4,500円(税8%込み)。

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