掲載日:2016年10月18日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
文/杉山研二
クラシックルックのシンプルな車体に、ベーシックな空冷単気筒エンジンを搭載したロードスポーツモデルです。同じSWMのネオクラシックモデルとして、スクランブラータイプのシルバーベースもラインナップされていますが、比べるとこのグランミラノはロードスポーツ色がより濃く反映されたカフェレーサースタイル。倒立フォークやシングルシートをはじめ、車体各部には魅力的な本格装備を採用。こだわりの都会派ライダーはもちろん、ストリートからツーリングまで幅広く楽しもうというユーザーにもお勧めの一台です。
車体骨格はシングルビーム・ダブルクレードルフレームです。フロントの倒立フォークは47mm径のアジャスタブルタイプ。ハンドルバーはセパレートタイプを採用し、バックステップ、シートハイト809mmのシングルシートとの組合せでスポーティなライディングポジションを作り上げています。なお、2人乗り可能なシートも標準キットに含まれていますので、タンデム走行を考えている方も安心です。
リアのツインショックはプリロードと減衰の調整機構付きを、スイングアームは角型のテーパー形状を採用。ホイールは前後輪とも17インチのスポークタイプで、タイヤサイズはフロント120/70-17、リア150/60-17です。ブレーキはフロントにラジアルマウント4ポットキャリパーと320mm径ウェーブディスク、リアは220mm径のディスクです。
空冷単気筒のエンジンは、ボア90mm、ストローク70mmで、排気量は445.3cc。マフラーは車体の左右にサイレンサーを持つ2本出しタイプです。そのほか、ショートフェンダーの採用や、フレーム、サイドカバー、ヘッドライトハウジングなどのブラックアウト化などで精悍なスタイリングに。車両の希望小売価格は、消費税8%込みで69万9,840円。日本市場向けには400cc版の発売も予定されています。
ハリスパフォーマンス社設計のダブルクレードルフレームに、535ccの空冷OHV単気筒を搭載。ロングタンクやシングルシートなどが作り出す、低く構えたスタイリングが特徴。
744ccの空冷OHV縦置きVツインを搭載したV7Ⅱのカフェレーサー。アルミ削り出しのバックステップやフルアジャスタブルのリアショック、前後のゼッケンプレートなどを採用。
スクランブラースタイルのネオクラシックモデル。同じ445.3ccのエンジンを搭載するが、装備やタイヤなどの違いでまた別な一台に仕上げられている。価格は66万9,600円。
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