掲載日:2012年10月31日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
文/淺倉 恵介
他に似たデザインが見当たらない、実に個性的なフォルムが印象的なヌーダ 900 は、ハスクバーナが新たにリリースしたロードスポーツバイクです。オフロードバイク中心に商品展開を行うハスクバーナには、モタードモデルはラインナップされていましたが、これまで純粋なロードモデルは存在していませんでした。ハスクバーナでは、ヌーダ900を「ネイキッドバイクとスーパーモトのクロスオーバーマシン」と定義しており、現体制のハスクバーナとしては、初の完全なロードモデルとなります。
搭載されるエンジンは、BMW の F800 系の水冷DOHC4バルブパラレルツインエンジンをベースに、独自のチューニングが加えられたものです。排気量は 900cc まで引き上げられ、圧縮比の高いピストンと爆発間隔を変更したクランクシャフト、コンロッドやクラッチ、ミッションにいたるまで手が入れられており、最高出力は 104.96HP、最大トルクは 100Nm というハイパワーを誇ります。この高出力エンジンを車重わずか 175kg という軽量な車体と組み合わせることで、高い動力性能を発揮しているのです。
フレームは鋼管パイプを使用したトレリスフレーム。前後のサスペンションはザックス製で、フロントブレーキにはブレンボ製キャリパーを装備しています。ブレーキローターは、フロントはφ320mm、リアにφ240mmという大径サイズを採用しており、ストッピングパワーも絶大なものがあります。
ヌーダ 900 が他のバイクと一線を画している最大のポイントといえるのが、その独創的なデザインワークです。これはイタリアはの大都市、ミラノの北東部に本拠地を置く “チェントロ・スチーレ” で生み出されたもの。チェントロ・スチーレは英語で “スタイルセンター” です。ここでは全てのハスクバーナのマシンがデザインされているのです。
また、ブレンボ製ラジアルマウント・モノブロックブレーキキャリパーや、オーリンズ製のリアショックユニット。専用デザインのエキゾーストシステムなどの高性能パーツを装備するプレミアムモデル 『ヌーダ900R』 も注目すべき存在です。両モデルの価格差は 20 万円、購入後のカスタマイズにかかる費用とメーカーによるセッティングが施されていることを考えれば、バーゲンプライスであるとも言えるでしょう。
排気量999ccの75度狭角Vツインエンジンを搭載するネイキッドモデル。モタードマシン的な車体構成を持つが、ストリートをターゲットにした設計が施されている。
ドゥカティのアイデンティティとも言うべきLツインエンジンは、850ccの排気量から117PSという高出力を発揮。トラクションコントロールシステムも搭載している。
超ショートストロークの水冷Vツインエンジンを、鋼管トレリスフレームとアルミ鋳造プレートを組み合わせたモジュラーフレームに搭載。スロットルは電子制御式を採用する。
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