掲載日:2023年04月13日 レトロバイク・グラフティ
イラスト・文/藤原かんいち
レトロバイクグラフティは今回からは懐かしい250㏄バイクをイラストと共に紹介します。250㏄クラスは車検が不要、高速道路は走れる、軽量で取り回しが楽など利点が多く、国土の狭い日本に最も向いているクラスじゃないかと思います。また、スタイル、デザインなど個性豊かなモデルが揃っているのもこのクラスの特徴です。
さて今回描いたのは50年前に生まれたホンダのドリームCB250Tです。ちなみに“CB”の“C”は「Cycle」で“B”は「CLUB MAN RACE」の意味らしいです。CLUBのB!?、なんかすごく変な感じだけど、そこは深く掘り下げないことにしよう(笑)。
1969年に登場したホンダのフラッグシップモデル、最高速度200kmを超えるドリームCB750FOURは憧れの的となり、ナナハンブームを巻き起こした。しかし価格が高く、高嶺の花。そこで同じデザインだが価格が安いCB250が人気になりました。
ちなみに当時の二輪免許には中型(400㏄まで)というカテゴリーはなく、普通二輪免許があればどんなバイクも乗れる時代。ヘルメットの着用義務もなかった。
主な特徴は、タンク・シート・サイドカバーと直線的に流れるデザイン、新設計の4サイクル直立OHCツインエンジン、6段ミッション、フロントディスクブレーキ、テールアップマフラーなど。当時としては最新の内容でした。
ホンダには排気量50㏄からリッターオーバーまで“CB”の名が付くモデルがたくさんあります。さらにRやT、F、N、SS、RS……が付くモデルも。おそらく今後何度も「CB○○」が出てくると思うのでよろしくね~(笑)。
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