Sunday Chop Chicken Race 1st(2013/03/10)

掲載日:2013年03月14日 トピックス    

文・写真/STREET RIDE編集部
取材協力/Sunday Chop Chicken Race 実行委員会

午前の走行会に続き午後からはChicken Raceがスタート。普通サーキットではありえないバイクが並ぶ姿は壮観ですらある。

街乗りバイクとチョッパーが
まさかのサーキットラン!

「おもしれえ!」。イベントにやってきた来場者は皆興奮した様子で、口々にそう話していた。

去る3月10日、埼玉県のサーキット秋ヶ瀬でSunday Chop Chicken Race 1stが開催。主催は関東有数のカスタムショップ、車坂下MCとSTOOP MCとのジョイントワークで、コンセプトはあくまでもサーキット走行会である。がしかし、このイベントのポイントはロングフォークのチョッパーも含めて、街乗りバイクもウェルカムの点だ。

「そもそもこういう所をいつものバイクで走りたかったんだよ。草レース的っていうかアットホームな雰囲気でね。“走る”楽しさに立ち戻れる原点の場所ってありそうであまりないじゃない」と、主催者はキッカケを教えてくれた。

当日は全7クラスに分けて、朝9時から走行会がスタート。午後になると各クラスごとにChicken Raceと題したレースが行われ、優勝者には景品も用意された。

最高気温25度という驚異的な天候に恵まれ、来場者500人を動員したSunday Chop Chicken Race 1st。チョッパーからレーサー、ほぼ私服のバイク乗りから全身レーシングツナギの本気の人までが入り乱れてコーナーを攻めるという、まったく新しいレースイベントには、見る人たちをも魅了する「走る楽しさ」が溢れていた。

フォトTOPICS(写真点数/29枚)

全7クラスに分かれたチキンレース。こちらはJapan(Single,Twin)とEuro(~83’)クラス。このストリート感がたまらない。

草レース感たっぷりの手書きのタイムテーブルには詳細な時間割が記載される。出走者はそれぞれレース準備に余念がない。

本部テント前に出走者が続々と集合。スタッフにより一台一台車検が行われ、オイル漏れの処置を中心にチェックされる。

普段乗り慣れた愛車にホースやキャッチタンクを付けて着々とレース仕様に。仲間とのほのぼのとした空気感が心地良い。

会場内では各ショップによる中古パーツも販売。この手のイベントだと掘り出し物が格安であったりするのが嬉しい。

なんとホットロッドショーにも出展していたH-Dシングル「モデルC」がベースのカスタムも出走。楽しんだ者勝ちである。

ドラッグやサンドフラッツレースと、草レースフリークの常連二人も当然エントリー。灯火類のテーピングから準備スタート。

サーキット走行を前に、まず参加者みんなにコース説明。普段はカートやポケバイ用のタイトコースなだけに注意を喚起。

いよいよTwin-Cam & Evo Big-twinクラスの出走準備。ライディングスタイルの規制は厳しくないのでヘルメットも皆個性的。

たくさんのお客さんと共に参加したイエローモーターサイクル三田さん。今回自分は走らずに、サポートに回っていた様子。

草レースなんだけどみんな軽ーく本気。そんなノリが観戦者を楽しませてくれる。コーナーを攻める姿は圧巻です!

レースといえば滋賀県のベリーバッズ。愛車のBSAを駆り、各地で行われるレースイベントに参戦。生粋のスキモノである。

東京池袋のアパレルブランド、M×M×Mの代表もスタート。会場まで走ってきてそのままエントリーという気軽さが魅力。

Japan(Single,Twin)クラスの出走者。普段着やツナギ、レーシングスーツとそのファッションもバイク同様に千差万別。

鋳物パーツのFORK長谷川さんも長年の愛車XSで参戦。チョッパーがサーキットを激走する光景はかなり新鮮。

会場にずらりと並んだ来場者のバイク。中には見るつもりが我慢出来ずにそのままエントリー、なんていう人もいたり。

会場入り口で来場者を満面の笑顔で迎えてくれた女性スタッフ。素敵なホスピタリティに癒されたバイク乗りも多いはず。

栃木県小山のパワーズはレースやパーツ販売と、マイペースに一日を満喫。このゆるさが草レースイベントの醍醐味だ。

Shovel、Pan & Early、SV & Knuckleの旧車3クラスも見応え抜群。特に右の覇者は、バイクが路面に吸い付いてるようでした。

山梨県河口湖からはモーターサイクルズ・デンも参加。ブースでは名品、デンシェードを販売。変わらぬ人気っぷりである。

SV & Knuckleクラス出走の青空パドック。実はAVCCにも参戦する猛者揃いだったりする。このギャップがまた痛快。

天気が良くて心地良い空気感の会場内では、何をやっても自然と笑みがこぼれるもの。このイベントの雰囲気を象徴してます。

普段は本格的旧車レースAVCCに出走しているライダーの勇姿。とは言っても、かなりのタイトコースに手こずっていた様子。

スタッフが着用したオリジナルのコーチジャケット。モスグリーンにSunday Chop Chicken Race。さすがのグラフィックだ。

素人から経験者まで誰でも参加OK。が、トップ争いを繰り広げているこちらの3人は共にレース経験者だったりする。

出走者はもちろん観戦者も否が応にもテンションの上がるチェッカーフラッグ。皆が待ち侘びた新しいレースイベントの誕生だ。

Shovel & Iron sportクラスのChicken Race。静かに闘志をたぎらせてシグナルツリーを見つめる緊張感はかなりのもの。

ヒョウ柄タイツという独特のスタイルで圧巻のライディングを見せ付けたショベルオーナー。見事優勝をゲット。

息の合った運営で最高の一日を提供してくれたスタッフたち。疲労困憊のなか最後にこの表情。すべてを物語ってますね!





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