掲載日:2011年02月04日 林道ツーリング情報局 › 関東エリア
林道定峰高篠線(仮)の尾根沿いを走っていると、視界が大きく開けてきた。振り返ると秩父盆地が見えた。冬は凍えるけれど、一段と空気が澄んで眺望もいい。峰に雪がある御荷鉾山地もクッキリ見える。そう言えば、大崩落していた御荷鉾林道は開通したのだろうか?
県道11号の定峰峠から東は、ワインディングロードの宝庫だ。私は、バイクの折り返し地点となっていた定峰峠から100mほど西に移動し、林道定峰高篠線(仮)に入っていった。緩やかに上がると、少しうねりのある路面に石が散らばっていた。やがて視界が大きく開けた。秩父盆地の奥に御荷鉾山地も見える。爽快だ。展望の良い尾根を越えると、フラットな道を下った。
高篠峠から白石峠を経由し、見晴らしのいい奈多良林道で再び定峰峠へ。ここから、堂平山周辺で展開する林道を巡り、都幾川温泉に向かった。県道172号を西へ。分岐①(右上には、石に刻まれた古い道標も残っている)から入って行く。
都幾川温泉は予約制だったので、途中にあった(分岐②)森林管理道久保向線を走ることにした。八木成線との分岐を過ぎるとダートだが、わずか2kmで行き止りだった。次に分岐する林道を進んでみる。急勾配を駆け上がると分岐③があったが、まずは直進した。越沢稲荷の大杉を過ぎた所でおじさんに、「分岐③を入って行くとぶな峠に着く」と教えてもらう。
この季節は5時を過ぎると暗い。セローのデジタルメーターは4時。先を急いだ。道幅は狭く上り斜面に大きな石が露出してきた、トラクションをかけ一気に抜けると、後はフラットだった。③の分岐からの林道は作業道砥石線に繋がっていた。慈光寺周辺にシャガの花が咲き誇り、山桜が綺麗な春になったら、また来るとしよう。
都幾川温泉に向かう途中に、森林管理道久保向線の入口があった。地図を広げ、奥武蔵グリーンラインに抜けられるかもしれないと思った。いつものように、「無事に抜けられますように」とお願いして入って行った
立派な古民家を移築し再利用した、うどん店「やすらぎの家」。打ちたて、茹でたてのうどんを広いお座敷でいただく。香ばしい焦がしネギ入りの肉汁かけうどんはお勧め。もりうどん500円、大盛り100円増。電話:0493-67-0800
大椚第2小学校跡地に建つ「くぬぎむら体験交流館」。人参、しめじ、玉葱、ごぼうなどの野菜を煮込んだ汁に、幅広なうどんが入る「ひもかわ」と呼ばれるものと、きつね寿司2個が付く「ひもかわセット」が人気。きつね寿司2個は100円。ひもかわ作りや、薪割りなどの体験もできる。
営業/11時~14時
定休日/毎週火曜、年末年始
住所/埼玉県比企郡ときがわ町大字椚平179番地2
電話/0493-67-1571
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