東京都・埼玉県「林道大名栗線~林道井戸入線」

掲載日:2011年01月07日 林道ツーリング情報局関東エリア    

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首都圏のライダーにはおなじみ 日帰りリフレッシュコースを紹介

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迫る山並みが雄大な林道西名栗線。有名な林道大名栗線より見晴らしを楽しめる。路面も走りやすく、小型の4輪も走っていた。ところで、林道で見かけたハンター達が狙っていたのは、いったい何だったんだろう?

奥武蔵の玄関口飯能市。美しい西川材の郷と言われ、県道70号を西へ走っていると製材所や材木屋が目を引く。都心から約50kmと近いながら、その場所は東京とはかけ離れた静けさだった。東京都青梅市と埼玉県秩父市を結ぶ県道53号にぶつかると右折。「名栗温泉 大松閣」の看板が立つ分岐①を、大松閣を目印に進んでいく。湯基入の沢沿いに、林道大名栗線の入口までは1本道だ。

少し走ると眼下に名栗湖を見渡し、やがて東京と埼玉の県境山嶺近くを走る。奥武蔵の山々を遠望し、広々とした風景の中を走る。途中、小さな崖崩れが数箇所あるけれど、約23kmのダートは爽快そのものだ。林道の出口はブラインドコーナーのT字路。ここを右に下り、いくつかコーナを抜けると、標柱が立つ林道西名栗線に入る。目前の山並みが雄大で、エンジンを止めて崖から眺めていると、4駆が2台走っていった。林道西名栗線は依然開設工事中だ。開通を楽しみにして、炭谷入林道を経由し名栗集落に抜けた。

次は青梅市に進路を取り、国道411号で奥多摩町に入る。奥多摩町役場を過ぎ、弁天橋手前を左折し上がっていく。この道は鋸山林道だ。ハードなダートとして知られていた鋸山林道も今は舗装路だ。やがて林道標識もない林道井戸入線との分岐点⑦に着く。走り始めると、眼下に多摩川と奥多摩の町並みが見えてきた。都会から約50kmで自然へトリップ。日帰りでリフレッシュできるツーリングコースです。

東京都の癒しスポット奥多摩にある林道井戸入線。ピストンが多い東京の林道において、通り抜けられるのはうれしい。斜面に延びる林道で、見晴らしの良い尾根を走る所もある。奥多摩湖の西側で展開する林道をルートに追加するという手もある

東京都の癒しスポット奥多摩にある林道井戸入線。ピストンが多い東京の林道において、通り抜けられるのはうれしい。斜面に延びる林道で、見晴らしの良い尾根を走る所もある。奥多摩湖の西側で展開する林道をルートに追加するという手もある

登山でも人気の林道大名栗線。林道の途中、左斜面で登山者が手を振っていた、私も走りながら手を振って挨拶をする。ともに自然の中で、遊ばせてもらっている。名栗の山が、そして自然が好きという気持ちはいっしょだ

登山でも人気の林道大名栗線。林道の途中、左斜面で登山者が手を振っていた、私も走りながら手を振って挨拶をする。ともに自然の中で、遊ばせてもらっている。名栗の山が、そして自然が好きという気持ちはいっしょだ

立ち寄りポイント

さわらびの湯

ポイント

名栗渓谷に建つ日帰り温泉施設「さわらびの湯」。スチームサウナ、打たせ湯、デッキ露天風呂。目前に迫る山を眺めながら湯につかれる。休憩室もあり、お弁当の持ち込みもできるのがうれしい。石けん類・ドライヤー有り。

営業/10時~18時(GW、夏休み、紅葉期間は19時まで)

入浴料/大人800円(3時間)

定休日/第1水曜日(祝日は営業)

住所/埼玉県飯能市下名栗685
 電話/042-979-1212

サルでもわかる!! やさしい林道ツーリングガイド

林道大名栗線/ダート区間約23km
林道西名栗線/ダート区間約4.1km
炭谷入林道/ダート区間約1.8km
林道井戸入線/ダート区間約2.3km

マップ

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