群馬県「栗原川林道 ~ こもぎ林道」

掲載日:2011年03月04日 林道ツーリング情報局関東エリア    

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さまざまな顔を持つ関東屈指のロングダート

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ロングダートで有名な「栗原川林道」。林道は山深く樹林に覆われ、大自然の景色を満喫できる。途中には日本百名山の皇海山登山口があり、追貝から走ってくると、「皇海山」が目の前にそびえ見事だ。また、走りやすく変化に富んだ路面をみせてくれる

国道120号上の観光名所である「吹割の滝」の南側手前にある交差点を右折。「皇海山」の看板にしたがい、追貝地区にある入口①から、栗原川林道に入って行く。

まず、NHK中継施設の分岐を過ぎ、入口から約3.3kmで休憩におすすめの栗原川へ下っていくダートがある。しかし、到着時には16時を過ぎてしまった。夜になる前に根利側の県道62号に出たかったので、今回は立ち寄らなかった。少し走ると、Y字の分岐がある見通しのいい場所に出た。いつもオープンゲートなのかは分からないが、終点には爽やかな牧歌的風景が広がっている。再び本線に戻り、美しく心地いい林間や皇海山の裾の岩壁を楽しみながら走っていると、標高1350m地点の皇海山登山口に着いた。目の前には、皇海山がそびえている。そして、さすがに日が落ちると寒い。追貝側は少し荒れている部分もあったけれど、ここから先は登山客を乗せたマイクロバスが入ってくるほどのフラットダート。対向車に十分注意しつつ、少しペースをあげた。

途中、いくつかの分岐を通り過ぎ、栗原川林道ツバメ沢支線まで来た。この林道はコーナーの外側に入口があるので、ハイスピードで走ってくると分かりにくい。この分岐から2kmほど走ると四つ角となり、さらに4.5kmほど走ると、木材置き場の土場がある。そのすぐ先が穴倉林道の入口だ。長かった林道も、こもぎ林道を経由して終点となる。金久保橋を渡り、ほっと一息。林道三昧の一日に満足しつつ帰路についた。

片品川にかかる、国の天然記念物「吹割の滝」。河床にある高さ7m、幅30mほどのV字谷に向い、三方から河川が豪快に落下、水しぶきが吹き上げる。その様子は圧巻で、「東洋のナイアガラ」と呼ばれるにふさわしかった

片品川にかかる、国の天然記念物「吹割の滝」。河床にある高さ7m、幅30mほどのV字谷に向い、三方から河川が豪快に落下、水しぶきが吹き上げる。その様子は圧巻で、「東洋のナイアガラ」と呼ばれるにふさわしかった

神の住む山として信仰されてきた赤城山。頂上には大沼と小沼があり、大沼の東岸に突き出す小鳥ヶ島には、水神を祀る「赤城神社」が建つ。岸から島へ朱塗りの啄木鳥橋が架かり、橋から眺める大沼や駒ヶ岳はとても美しい

神の住む山として信仰されてきた赤城山。頂上には大沼と小沼があり、大沼の東岸に突き出す小鳥ヶ島には、水神を祀る「赤城神社」が建つ。岸から島へ朱塗りの啄木鳥橋が架かり、橋から眺める大沼や駒ヶ岳はとても美しい

立ち寄りポイント

南郷温泉「しゃくなげの湯」

ポイント

南郷の自然につつまれた天然温泉。根利川のせせらぎに癒される露天風呂のほか、男女が週交代制の檜風呂と、観光名所である吹割の滝をイメージした石風呂が人気だ。また敷地内には、食事処つつじ亭や新鮮農産物直売所もある。石けん類・ドライヤー有り。

入浴料/大人2時間200円

営業/10時~21時

定休日/木曜日 (祝日の場合は前日)

住所/群馬県沼田市利根町日影南郷100番地
 電話/0278-20-0011

サルでもわかる!! やさしい林道ツーリングガイド

栗原川林道/ダート区間約39km
栗原川林道ツバメ沢支線/ダート区間約2.5km
穴倉林道/ダート区間約4.6km
こもぎ林道/ダート区間約5km

マップ

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