全日本モトクロス選手権 第2戦関東大会

掲載日:2015年04月30日 フォトTOPICS    

取材・写真・文/田宮 徹  取材協力/MFJ レーシングリザルト

IA-1決勝ヒート1は、スズキファクトリーチームの小島庸平選手(#44)が好スタートを決めるも、チームメイトの熱田孝高選手(#4)やホンダファクトリーチームの小方誠選手(#2)がすぐにパッシング!

最高峰クラスでは、新井宏彰選手が両ヒート制覇!
ヒート2ではカワサキがワン・ツー・フィニッシュ!

全日本モトクロス選手権の第2戦関東大会が、4月18・19日(土・日)に埼玉県のウエストポイント オフロードヴィレッジで開催されました。

コースは、荒川と入間川の間となる河川敷に設けられていて、アップ&ダウンのない土地に、スーパークロステイストを盛り込んだレイアウトが施されているのが特徴。今シーズンに入って、超ロングフープスやリズムセクションの追加をはじめ、多くの区間に刷新が施されました。決勝が行われた日曜日の天候は曇り。お昼ごろに小雨が降ったものの、コースコンディションはドライのまま保たれました。

全日本最高峰クラスとなる、排気量450ccの4ストマシンが走るIA-1は、30分+1周の決勝レースで、両ヒートにわたり激しいトップ争いが展開され、カワサキファクトリーチームの新井宏彰選手(#331)が連続で逆転勝利を収めました。

排気量250ccの4ストマシンを中心に競われるIA-2では、ヒート1で今年からマシンをヤマハにスイッチした岡野聖選手(#34)がIA初優勝。ヒート2では、ホンダファクトリーチームの富田俊樹選手(#317)が勝ちました。

また、2スト85ccと4スト150ccが混走するレディースクラスでは、昨年度チャンピオンの竹内優菜選手(#1)が優勝しました。

【リンク】
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01IA-1決勝ヒート1では熱田孝高選手(#4)、小方誠選手(#2)、小島庸平選手(#44)、新井宏彰選手(#331)と、4名のファクトリーライダーが僅差のトップ争いを展開。レース終盤まで続きました。

02IA-1の決勝ヒート1で、大混戦のトップ争いを制して勝利を収めた、カワサキファクトリーチームの新井宏彰選手。これまでも、イン側を多用する走法で、このオフロードヴィレッジを得意としてきたライダーです。

03IA-1クラスを戦うホンダファクトリーチームの小方誠選手は、決勝ヒート1でレース序盤からトップ争いに加わり、最終的には2位でゴール。またヒート2は、4位でのゴールとなりました。

04IA-1の決勝両ヒートで3位となった、スズキファクトリーチームの熱田孝高選手。両ヒートとも、大混戦のトップ争いに加わり、終盤までトップを走行していただけに、悔しい結果となりました。

05スズキファクトリーチームからIA-1 クラスに参戦する小島庸平選手。決勝ヒート1は、4台による激しいトップ争いに加わって4位。ヒート2は、序盤にトップグループを走ってこちらも4位でした。

06IA-1決勝ヒート1の表彰台。写真中央が逆転勝利を収めたカワサキファクトリーチームの新井宏彰選手(#331)、同左が2位となったホンダの小方誠選手(#2)、同右が3位となったスズキの熱田孝高選手(#4)です。

07IA-1の決勝ヒート2では、ホールショットを奪いながら一度は順位を大きく落としたカワサキファクトリーチームの三原拓也選手が、レース終盤に盛り返し、最高峰クラスの自己ベストとなる2位でフィニッシュ!

08マディの開幕戦で両ヒートを制覇した、4年連続チャンピオンに輝いているホンダファクトリーチームの成田亮選手は、シーズンオフに負ったケガの影響もあり、ヒート1は7位、ヒート2は10位に終わりました。

09IA-1決勝ヒート2の表彰台。写真中央が両ヒート制覇を達成した新井宏彰選手(#331)、同左が2位の三原拓也選手(#822)、カワサキのワン・ツーは08年開幕戦以来です。

10IA-2の岡野聖選手は、今季からマシンをヤマハにスイッチ。その全日本3ヒートめとなる今大会ヒート1で、IA初優勝を達成しました。ヒート2も3位でまとめ、両ヒート総合でもファクトリー勢に食い込む2位!

11IA-2クラスで、一昨年はシリーズチャンピオン、昨年はランキング2位となったホンダファクトリーチームの富田俊樹選手。ヒート1は、トップを走りながらコースアウトを喫して2位。ヒート2では優勝しました。

12IA-2の田中雅己選手は、昨年までのホンダファクトリーチームから、今季はかつて在籍していたプライベーター系チームへ。ヒート1では、1周目に昨年のチームメイトとトップ争いを展開して3位に!

13IA-2決勝ヒート1の表彰台。写真中央がしぶとい追走で優勝を呼び込んだ岡野聖選手(#34)、同左がコースアウトを喫して2位となった富田俊樹選手(#317)、同右が3位の田中雅己選手(#113)です。

14IA-2決勝ヒート2では、富田俊樹選手(#317)と能塚智寛(#32)がトップ争いを展開。レース中盤、一度は能塚選手が前に出ましたが、これでスイッチの入った富田選手が、後半に再逆転しました。

15IA-2決勝ヒート2の表彰台。写真中央が優勝した富田俊樹選手(#317)、同左が2位入賞の能塚智寛選手(#32)、同右が3位の岡野聖選手(#34)。両ヒート総合では富田選手がトップでした。

16レディースクラスでは、昨年度チャンピオンの竹内優菜選手が優勝。レース序盤、この竹内選手を追っていた一昨年度の女王となる邵洋子選手(#5)が転倒。竹内選手は、独走での勝利となりました。

17レディースクラスの表彰台。写真中央が優勝した竹内優菜選手(#1)、同左が2位に入賞した開幕戦覇者の畑尾樹璃選手(#3)、同右が好スタートからしぶとく順位を守った3位の久保まな選手(#6)です。

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