掲載日:2014年08月12日 フォトTOPICS
取材・写真・文/田宮 徹 取材協力/MFJ レーシングリザルト
IA-1決勝ヒート1は、ヤマハファクトリーチームに在籍する平田 優選手(#3)のホールショットでスタート。これにカワサキファクトリーチームの新井 宏彰選手(#331)、ホンダファクトリーチームの成田 亮選手(#1)が続きました。
全日本モトクロス選手権の第6戦SUGO大会が、8月2日(土)~3日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催されました。
各クラスの予選が行われた土曜日、決勝が繰り広げられた日曜日とも、天候は晴れ。とくに日曜日は、朝からほとんど雲のない青空で、最高気温は33度まで上昇。3大会ぶりのドライコンディションとなりました。気温の上昇により、安全対策として各クラスのレース時間は5分ずつ短縮されました。
全日本最高峰クラスとなる、排気量450ccの4ストロークマシンと250ccの2ストロークマシンが走るIA-1は、25分+1周で競われた決勝レースで、両ヒートをホンダファクトリーチームから参戦する昨年度王者の成田 亮選手(#1)が制しました。
排気量250ccの4ストロークマシンで競われるIA-2も、同じく25分+1周に短縮され、こちらは両ヒートで、カワサキに乗るポイントリーダーの勝谷 武史選手(#888)が勝利しました。
レディースクラスも、決勝時間が5分短縮されて10分+1周となり、スズキの2ストロークマシンを駆る昨年度女王の邵 洋子選手(#1)が、今季3勝目を挙げました。
01IA-1決勝ヒート1で勝利した、ホンダファクトリーチームの成田 亮選手。オープニングラップで、新井 宏彰選手(#331)や平田 優選手(#3)を抜いてトップに浮上。その後は徐々にリードを拡げて、独走でトップチェッカー!
02IA-1決勝ヒート1で2位に入賞した、ヤマハファクトリーチームの平田 優選手。ヤマハのホームコースとなるスポーツランドSUGOで、今季初勝利を目指すも、ヒート2もトップと僅差の悔しい2位でゴールしました。
03IA-1決勝ヒート1で3位に入賞した、ホンダファクトリーチームの小方 誠選手。1周目5番手から、パッシングポイントが少ないコースレイアウトの中で追い上げましたが、トップ2台には届きませんでした。
04IA-1決勝ヒート1で、4位に入賞したカワサキファクトリーチームの新井 宏彰選手。2周目に転倒して8番手まで後退し、その後に追い上げました。またヒート2では、レース後半にトップ争いを演じ、3位となりました。
05IA-1決勝ヒート1の表彰台。写真中央が、今季7勝目をマークした成田 亮選手(#1)。同左が、成田選手からは遅れたものの2位に入賞した平田 優選手(#3)。同右が、1周目5番手から追い上げて3位となった小方 誠選手(#2)です。
06IA-1決勝ヒート2では、スタート直後からトップに立った成田 亮選手(#1)を、平田 優選手(#3)と新井 宏彰選手(#331)がレース終盤まで猛追。しかし最後まで成田選手が粘り、順位が変わることなくチェッカーとなりました。
07IA-1に参戦するスズキファクトリーチームの熱田 孝高選手は、成田 亮選手(#1)や勝谷 武史選手(#888)とともに、9月末に行われる『モトクロス・オブ・ネイションズ』の日本代表に。しかし今大会は5/6位でした。
08IA-1の決勝ヒート2の表彰台。写真中央が、地元大会で再びポディアムの頂点に立った成田 亮選手(#1)。同左が、ヤマハのホームコースでまたしても2位となり悔しがる平田 優選手(#3)。同右が新井 宏彰選手(#331)です。
09IA-2の決勝両ヒートを制した勝谷 武史選手。9月末にラトビアで開催される、国別対抗戦『モトクロス・オブ・ネイションズ』の日本代表に選出されました。34歳の大ベテランですが、いまだに走りは進化中です。
10IA-2決勝ヒート1で2位に入賞した、ホンダファクトリーチームの富田 俊樹選手。トップを走っていた竹中 純矢選手(#32)がリタイアした段階で、トップの勝谷 武史選手(#888)と約4秒差も、その後に引き離されました。
11IA-2決勝ヒート1で3位入賞を果たした、ホンダファクトリーチームの田中 雅己選手。今季はこれまで絶不調。サスペンションの仕様を大幅に変更して臨んだ今大会で、本来の速さを取り戻して、今季初表彰台へ。
12IA-2決勝ヒート1の表彰台。写真中央が、貫録の走りで今季6勝目を挙げた勝谷 武史選手(#888)。同左が、ポイントランキング2番手をキープしている富田 俊樹選手(#1)。同右が、今季初表彰台の田中 雅己選手(#113)です。
13IA-2の決勝ヒート1で、レース後半までトップを走りながら、エンジントラブルによりリタイアとなった、スズキファクトリーチームの竹中 純矢選手。ヒート2では、スタート直後のミスをリカバリーして3位表彰台へ!
14IA-2クラスの能塚 智寛選手。決勝ヒート1は、レース前半に追い上げて4位。ヒート2は、終盤に渡辺 祐介選手(#38)と田中 雅己選手(#113)というふたりのファクトリー勢をパスして、再び4位となりました。
15IA-2決勝ヒート2の表彰台。写真中央が、両ヒート制覇に喜びを爆発させる勝谷 武史選手(#888)。同左が、両ヒート2位に入賞した昨年度王者の富田 俊樹選手(#1)。同右が3位に入った竹中 純矢選手(#32)です。
16レディースクラスの決勝レースで勝利した邵 洋子選手(#1)。好スタートを切ってオープニングラップからリードを奪うと、そのままポジションを守りました。マディコンディションだった前大会に続いての勝利です。
17レディースクラスの表彰式で、2戦連続勝利に笑顔をみせた邵 洋子選手(#1)。第2戦では転倒によりノーポイントを演じ、チャンピオン争いではやや出遅れていましたが、この連勝でライバルにほぼ並びました。
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