2011 JNCC 第6戦は久しぶりのスポーツランドSUGO

掲載日:2011年10月18日 フォトTOPICS    

文・写真/Dirt-RIDE編集部  取材協力/JNCC

SUGOのクロスカントリーレースエントリー記録を塗り変えた今回、スタート地点も壮観。

08AAGP以来となるSUGOでの開催は大盛況!
クロスカントリーレースのコース最多エントリー記録を更新

深刻な被害はなかったとは言え、少なからず震災の影響を受けたスポーツランドSUGOで開催された2011 JNCC 第6戦。エントリー総数363台という、スポーツランドSUGOのクロスカントリーレースでの最多エントリー記録となった。

朝の気持ちの良い空気を切り裂くようにスタートしたFunGP、FAクラスのランキング上位3人がトップ争いを繰り広げた末、終盤にトップを取り返した山本正選手が2勝目を上げた。また、FBクラスでは木村つかさ選手が、父の木村聡選手との親子対決を制してクラス優勝、「やっと勝てました」と喜びを爆発させた。

ギャラリーも汗ばむ気温となった午後、CompGPがスタート。うまく飛び出し森耕輔選手がホールショットを決めた。序盤は鈴木健二選手がトップに立ち小池田猛選手を抑える走りを見せたが、3週目以降トップに立った小池田選手がじわじわとリードを広げ、その後はトップを譲ることなく逃げ切った。終盤までもつれた、出口隼飛選手と小林雅裕選手の3位争いは、ここ2戦欠場していた小林選手が最終ラップで差を広げて3位を獲得、Aクラスは連勝中の矢野 和都選手がクラス優勝を飾った。

今回も勝利した小池田選手はこれで3戦目の復帰以降すべて優勝。ついにトータルポイントでも鈴木選手に追いつき、シリーズチャンプの行方は最終戦に持ち越された。

フォトTOPICS(写真点数/23枚)

01お約束の今日のゆいちゃん。

02いよいよスタートしたFunGP。FAクラスのホールショットはゼッケン25 福森選手。

03スタート後、選手達がモトクロスコースになだれ込んで行く。

04モトクロスコース内には立体交差も設置されていた。

05モトクロスコースらしいテーブルトップではビッグジャンプで魅せるライダーも見られた。

06テーブルトップに続いてフープスへ、この辺りのセクションはモトクロス経験のあるライダーが強い。

07起伏に富んだ走り応えのあるエンデューロエリアでは生粋のエンデューロライダーが実力を発揮。

08フィニッシュ後は笑顔でシャンパンファイト。

09今回もJバザーには多数のブースが並んだ。カイロプラクティックはゴール後のライダーにはありがたいのでは?

10ヤマハWGP参戦50周年記念のフラッグ。このフラッグを振る観戦者も多く見られた。

11今回から10人限定で、一人で参戦するライダーのピット作業をサポートする『フリーピットサービス』が行われた。

12CompGP AAクラスは好スタートを切った森選手がホールショット。

13MXコースでは各所でハイスピードなバトルが展開された。

14小池田選手はトップに立つとじわじわとリードを広げて強さを見せる。

15さすがモトクロスライダー。テーブルトップのジャンプで見事なひねりを魅せる矢野選手。

16助走距離が短いコースレイアウトの大坂は、スピードが乗っていない分全開で駆け上がっていく。

17レース終盤ともなるとエンデューロエリアのマディな路面には、深いワダチが刻まれていた。

18深い水溜りが転々と設置されたこのエリアではラインをはずすと大変なことに。

19出口選手との激しい3位争いは、最終ラップでリードを広げた小林雅裕選手が制した。

20小池田選手が貫禄の1位フィニッシュ。これでシリーズチャンプの行方は最終戦に持ち越された。

21鈴木健二選手が2位でフィニッシュ。ここ何戦か続いたこの構図を最終戦は覆せるか。

22最後までもつれた3位争いを制した小林雅裕選手がゴール。欠場していたブランクを感じさせない走りを見せた。

23ここ数戦は同じ着順のトップ2。実力的には抜きん出ている2人だが、最終戦で割って入る選手は現れるのか。

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