掲載日:2011年06月24日 フォトTOPICS
写真/バイクブロス 文/バイクブロス・マガジンズ編集部 取材協力/JNCC
レース開始前のブリーフィングの風景。この時点で参加者の多さがうかがえる。
初のJECとのジョイント開催となったR-3 ジョニエルG。レース前日の6月11日はJECのレースと並行して、恒例となっているニューモデル試乗会や、下見ツアーも行われた。
レース当日の6月12日は前日からの雨も上がり、コンディションはやや回復。前日に多くのライダーを苦しめた登り区間は、ダウンヒルとして設定されるなど同じフィールド内でもJNCCらしいコースレイアウトとなった。参加台数が300台を超えたFunGPでは、深く掘れてスタックしやすいエリアなどで、一時的に渋滞が発生したものの、変化に富んだ爺ガ岳を気持ちよく走れるコースレイアウトだったのでは無いだろうか。
午後からスタートしたCompGPでは、ロックセクションの「ロックンロールリバー・源流」と、長いガレ場の登りが続く「ガレクライム」がライダー達を大いに苦しめた。レース序盤にできたガレクライム頂上手前の渋滞は長時間に渡り、一旦下って再トライしたり、呆然と立ち尽くすライダーの姿が見られた。
ガレクライムは十分なコース幅があるのだが、途中で立ち往生したライダーでどんどんラインが塞がっていった。こうなるとトップライダーの技量を持ってしても、毎回うまくクリアするのが困難な状況になっていく。かなりの選手がこのエリアで苦戦を強いられ、いかに時間をかけずにガレクライムを抜けることができるかがレースのキーポイントとなっていた。
荒れ気味の展開となったレースは、小池田猛選手が復帰戦をトップチェッカーで飾った。前日に開催されたJECでは優勝を飾ったWエントリーの鈴木健二選手は2位でフィニッシュ。両レース優勝はならなかった。
次回、7月24日(日)のR-4は震災の影響で開催が延期されていた「ビッグディア広島」、広島県のテージャスランチ 特設コースで開催される。広大な敷地を誇る西日本有数の定番オフロードコースで開催されるレースは見所満載のレースとなること請け合いだ。
01FunGPのスタート。いつものようにゆいちゃんがスタート60秒前を掲示。その向こうに見えるライダーの列は明らかにいつもより多い。
02参加人数の多いクラスのスタートでは第1コーナーの侵入でラインを選ぶのも至難。
03前日のJECと比べると、適度に水気が引いて気持ちよく走れるコースコンディションになってきていた。
04JECでもコースとして使用したエリアは、序盤から掘れてスタックしやすい所も。序盤の密集状態ではコースの選択が難しく、渋滞も見られた。
05レースの合間にはピットで給油やトラブルの対応などが行われる。
06FunGPがフィニッシュを迎え、フィニッシャーズロードでハイタッチで迎えられた。
07満足感か、安堵感か、ヘルメットの奥には笑顔が見られた。ちなみにこちらのライダーは女性では数少ないWエントリーとの事。御見それしました。
08午後のCompGPスタート前、AAライダーが紹介された。復帰戦の小池田選手もファンサービスのパフォーマンスを見せた。
09今回のCompGPのスタート60秒前の掲示は、昨日のJECに続いて登場のちかちゃん。
10AAクラスCompGPがスタート。ホールショットは#10 澤木選手か。
11ロックンロールリバー・源流の出口では、かなり体力を消耗したライダーも多く見られた。
12見上げれば遥か上まで続くガレクライム。ガレた登りで再スタートが難しく、頂上付近には人垣が出来上がった。
13トップライダー達はそれでも人の間を縫うようにクリアしていく。
14MCの川辺さんの実況やモニタで順位などを確認できるため、観戦者も状況を把握しながら応援できる。
15ゴール付近ではトランスポンダー通過時の順位や前走者とのタイム差が確認できる。
16CompGPは復帰戦の小池田選手がガッツポーズで1位フィニッシュ。
17フィニッシャーズロードでは大勢のギャラリーが選手達を迎えた。
18ハードなレースを終えた各クラス入賞者が並び表彰式が始まった。
19人気会場だけあって、Jバザーにもずらりとブースが立ち並んだ。
20飲食ブースも充実しており、スキー場施設のトイレなども使えるため、観戦にもうれしい会場だ。
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