「クロスカップ第3戦 & WOMEN’S X in 関東」レポート

掲載日:2011年11月09日 フォトTOPICS    

文・写真/ダートライド編集部  取材協力/クロスパーク勝沼

参加者みんなで集合写真。和気藹々とした楽しいイベントの空気、伝わるでしょうか。

女性だけのクロスカントリーWOMEN'S X in 関東
今回の上位入賞賞品にはなんとキラキラジュエリーが!

2011年10月30日、エンデューロレース「クロスカップ」の今期最終戦と、女性だけのクロスカントリーレース「WOMEN'S X in 関東」が山梨県勝沼市のクロスパーク勝沼で開催されました。

今年で3年目を迎えたクロスカップは驚いたことに、今までレース開催日に雨が降ったことが無いそうです。そんな“晴れレース”も今回は天気予報では曇りのち雨。薄曇りのなか始まりましたが、途中でポツリと来たくらいで結局最後まで天気も持ちこたえ、皆さん楽しく走れたようでした。ガルルのチビテクでもおなじみのエンデューロライダー内山裕太郎選手が賞典外で参加。盛り上がったレースを制したのは、今大会唯一のクラス1ライダー浅沼選手。2位はtm125eで参戦の藤川選手。3位はJNCCにも参戦中の大石選手でした。

午後はいよいよWOMEN'S X。他のイベントと日程が重なってしまったこともあって参加選手はちょっと寂しい11名でしたが、今回が初レースという方も何名かいて、着実に女性ライダーの裾野は広がっていると感じました。レースのほうは上位入賞賞品のジュエリーを巡って、コース各所で熱い女の戦いが繰り広げられていました。序盤、トップを快走していた昨年優勝者の姫丸選手は原因不明のマシントラブルでストップ。賞典外にはなってしまいましたが、マシンを乗り換えて最後までレースを楽しんでいました。優勝は最後までペースを崩さない安定したライディングを見せた高橋選手、2位にクロスカップとのダブルエントリーという鉄人振りを見せた楽選手、3位はBクラス優勝のぐりこ選手という結果でした。適度な難易度のコースは、初レースの参加者も楽しく走れたようで、ゴール後は皆さん自然に笑顔がこぼれていました。

今期は両レースともに今回が最終戦となりますが、レベルに関係なくみんなで楽しめるイベントなので「レースはちょっと・・・」なんてしり込みしている女性オフローダーの皆さん、来年は参加してみてはいかがでしょうか。

フォトTOPICS(写真点数/41枚)

01受付が済むと、レースの参加車両の車検です。安全にレースを楽しむためには重要ですね。

02ミーティングの開始時間には、深夜着の人も、早朝に来た人も、前夜祭で夜更かしした人だってみんなちゃんと集合しています。

03まずは代表の青柳さんの挨拶から。ビジュアル系な雰囲気ですが根っからのオフローダーです。

04JEC、JNCCで活躍しているエンデューロライダー、内山裕太郎選手が来てくれました。

05クロスカップがスタートです。スタートはクラス順に並んでいます。内山選手は最後尾からスタートしていました。

06ホールショットを決めたのはゼッケン127番の浅沼選手。

07雨が降ると滑りやすく、難易度がかなりアップするコースですが、今回は路面コンディションも良好。気持ちよく走れたのでは?

08マーシャルの手厚いサポートでレース初心者も安心して参加できます。

09計測所のクランクの代わりに設置されたヒューム管でしたが、体力の落ちるレース終盤は予想外に難所になっていました。

10優勝はJNCCにも参戦している、ゼッケン127 KX250Fの浅沼博文選手。終始安定した速さを見せていました。

11総合2位、クラス2 1位のゼッケン29 藤川洋文選手はtm125eでエントリー。

12総合3位、ゼッケン123 GASGASのec250でエントリーの大石紀伸選手もJNCCに参戦中。

13内山裕太郎選手はクロスカップのあと、『WOMEN'S X』で走行マーシャルもやってくれました。

14WOMEN'S Xはスターティングマシンを使ってのスタートです。

15スタートが決まって飛び出したのは昨年の優勝者姫丸選手。

16関東モトクロス選手権にも参戦中の姫丸選手(東京/ガレージコジマ)、残念ながら謎のマシントラブルで着外に。

17緊張しすぎたかスタートに失敗したケイコ選手(静岡/バーストアウト)、素晴らしい追い上げを見せていました。

18慣れないエンデューロコースの深いワダチに苦戦しつつも、初レースを笑顔で走り切ったたちい選手(静岡)

19ヘルメットのペイントも素敵なぐりこ選手(神奈川/CKライディングスクール)。見事な走りでクラス1位獲得です。

20レース中でも会場でも見かけるといつも笑顔だったハラちゃん選手(東京)。なぜかチェックポイント通過後が一番の鬼門に。

21最後までペースを乱さない安定した走りで、総合優勝を勝ち取った高橋選手(埼玉)。おめでとうございます。

22初レースのよちこのすけ選手(神奈川/TOYODAオート よちこのすけ)、楽しめたようでレース後もハイテンションのいい笑顔でした。

23ロングの髪をなびかせて颯爽と走っていたかずよ選手(東京/FFF + SWS)。ライディングフォームもキマッてます。

24今回最年少、地元山梨の中学生まい選手(山梨/ライムグリーンRT)。最後のガス欠が無ければクラストップだったかも。

25今回唯一のダブルエントリーの楽選手(東京)。朝タヌキの着ぐるみでうろうろしていた人とは思えないさすがの走りで総合2位でした。

26堅実な走りでクラス3位に入った863選手(静岡県/Team YEC)今日の走りならユータロー先生からも合格点がでたかな?

27皆さんなかなかのアクセルの開けっぷり。いたるところで火花を散らします。

28うまくインを突いて前に出た楽選手を、アウトから全開で抜き返すまい選手。

29どうしてこんなことに・・・という状態のハラちゃん選手。ピースしてる場合じゃないでしょ~。

30いろいろなドラマを経て高橋選手がトップチェッカー。続々とゴールする皆さんの笑顔が印象的でした。

31レース終了直後の楽選手。ダブルエントリーでお疲れと思いきや、藤川選手の料理を狙ってます?

32こちらはまだまだアドレナリン出まくり。ノリノリでポーズをとってくれたよちこのすけ選手。

33談笑中の高橋選手とかずよ選手に突撃。二人とも充実したいい表情をしてますね~。

34共にレースを戦った愛機を洗車中のハラちゃん選手。カメラを向けると満面の笑みでポーズ。

35クロスカップから順に表彰式。クラス3は1位 斉藤勲選手、2位 川口拓也選手、3位 斉藤和明選手。

36クラス2は1位 藤川洋文選手、2位 大石紀伸選手、3位加藤冬樹選手。クロスカップの入賞トロフィーは山梨らしく白ワイン。クロスカップのオリジナルラベルです。

37クラス1は1位 浅沼博文、2位 内山裕太郎選手。浅沼選手は総合も1位でした。

38WOMEN'S X クラスBは1位 ぐりこ選手、2位 まい選手、3位 863選手。

39クラスAは1位 高橋選手、2位 楽選手、3位 かずよ選手。ちなみに WOMEN'S X のトロフィーは赤ワインでした。

40WOMEN'S X の各クラス3位までは、賞品としてジュエリーが。レースのときより目が真剣なんじゃ・・・。

41キラキラジュエリーをゲットしてご満悦。今日一番の笑顔をいただきました。

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索