掲載日:2015年08月17日 オフロードアイテムレビュー
写真/長谷川 徹 レビュワー/小川浩康
休日のツーリングだけでなく、通勤などの日常的な街乗りにも使いたい。そんなユーザーの声に応え、容量を少なくし、携行しやすさを重視したサイズとして作られたのがtouring5とtouring11だ。
実際にtouring5は小ぶりなショルダーバッグといった大きさで、財布、携帯電話、キーホルダー、手帳、コンパクトデジカメといったモノが収納できるサイズ。
touring11は緩やかなテーパードラインとなっていて、いわゆるメッセンジャーバッグのようなバケツ型になっている。こちらはレインウエアや携帯工具も収納できる大きさになっていて、また防水性を生かしてノートパソコンや一眼デジカメの収納にも最適な容量となっている。touring11はストラップにカムバックルを装備。ストラップの長さを瞬時に調整できるので、収納量に合わせて身体にピッタリとフィットさせることができる。
レビュワーはtouring5を雨天のツーリングで1日使用する機会を得た。レインウエアの外側に携行していたが、雨水の浸入は一切なかったことを報告しておきたい。
アパレルブランドから、防水ツーリングバッグメーカーへと転進したTTPL。その第一弾として販売された容量40Lのtouring40と容量25Lのtouring25はロングツーリングやキャンプツーリングに使いやすい防水ダッフルバッグとして、オフロードバイクユーザーを中心に高く評価されている。第二弾として登場したtouring11とtouring5は、容量を11L /5Lと少なくすることで、市街地走行で携行しやすい形状となっているのが特徴だ。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
特殊な熱溶着マシンによる接合技術を使っている。完全防水を実現するためにTTPLがこだわり続けている部分だ。
touring11/touring5の内側には小物の収納に最適なインナーポケットがある。というよりも、ポケットはこれ1つのみ。シンプルなシルエットにしたいというTTPLらしさを表している。
touring11はA4サイズのガルルも余裕で収納できる。touring5はA6サイズのツーリングマップルは収納可能。ちなみに銀色のラインはリフレクターとなっている。
touring11の使用図。
touring5の使用図。それぞれの大きさの違いをイメージしてほしい。また、それぞれのストラップは調整可能なので、身体とのフィッティングも調整できる。またロールトップ(開口部)を止めるストラップも調整可能。収納量に合わせて確実にホールドできる。大手量販店で「売れるわけがない」と酷評されたにも関わらず、当初のスタイルを貫いた製品開発をしたところ、ネット販売で人気商品となったという。バイクブロス通販サイトでも購入可能だ。
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