高機能素材を惜しみなく使用したユーロブランドのフラッグシップモデル

掲載日:2013年11月05日 オフロードアイテムレビュー    

ユーロブランドは、ドイツのアウトバーンを快適に、そして安全に走ることをコンセプトとして1995年に立ち上げられた。つねに最高水準の快適性・運動性・安全性を追求するために、ゴアテックスの中でもっとも厳しい基準をクリアしたゴアテックス?ファブリクスを採用し、極めて高い防水能力・透湿性能を実現している。ゴールドウインを代表するユーロブランドの頂点に位置するのが、このユーロ・ロードマスターなのだ。

 

写真/酒井 一郎 レビュワー/小川 浩康

 

 

[ レビュー ]

このユーロ・ロードマスターには取り外し可能なインナージャケットが装備されているのだが、それを感じさせない軽い着心地を実現している。

 

インナージャケットには中綿が入っているが、光電子プリマロフトという素材を使用することで軽さと高い保温性を両立。またインナージャケット生地にもパーテックスカンタムGLという素材を使用し、軽くてしなやかな着心地を実現している。

 

アウターのゴアテックスは初期耐水圧4万5,000mm以上、浸透性1万3,500g/平方メートル・24hという最上級のスペックを持つゴアテックスを採用。100km/hで高速巡航をした際も、走行風が体に当たることは一切ないほどの防風性を実現しているのが体感できた。

 

体のどこかが突っ張ったり、動きを制限されることもなく、柔らかくて軽い着心地が長距離や長時間のライディングでライダーの負担を大いに軽減してくれる。気軽に手を出せる価格ではないが、それに見合う性能を実現しているのが、袖を通すだけで体感できる一着だ。

 

 

[ アイテム詳細 ]

[ 1 ]軽くて体を動かしやすいインナージャケットは着脱可能。アウタージャケット胸部にはホンダボディプロテクター対応のボタンを装備。上腕部には反射素材を配置している。

 

[ 2 ]内ポケットは防水仕様なので、携帯電話の収納も安心。

 

[ 3 ][ 4 ]Lサイズの装着状態。テスターの身長は173cmだが、腰や袖の調整幅にはまだまだ余裕が感じられた。前側のポケットは6箇所。ゴアテックスロゴの下はメガネ用スリットになっていて、ヘルメット着脱時のメガネを一時保管できる。背中には首下と上腕に反射素材を配置して、被視認性を向上。

 

[ 5 ]背中の蒸れ・熱を逃すエアベントシステム。ファスナーとフラップで雨の浸入をシャットアウトする。素材の良さが生む、機能の高さが感じられるジャケットだ。

 

[ ポイント ]

上質な着心地と高機能を実現した究極のジャケット

 

 

[ 製品情報 ]

メーカー/GOLDWIN

販売元/ゴールドウイン

製品名/GSM12350GWs Euroロードマスター

重量:1,550g(Lサイズ)

サイズ/M、L、O、XO、OM、BM、BL

カラー/ブラック

素材/コーデュラ330Dナイロン・ゴアテックス?ファブリクス、パーテックスカンタムGLほか

価格/14万1,750円

 

 

[ お問い合わせ ]

ゴールドウインカスタマーサービスセンター

TEL/0120-307-560

 

 

[ 記事提供 ]

ガルル編集部

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