エンデューロやアタックツーリングに対応オフロードバイク専用のサイドバッグ

掲載日:2013年10月15日 オフロードアイテムレビュー    

ウルフマンモーターサイクルラゲッジは、アドベンチャーツーリング専門のバッグメーカーとして1992年にスタート。オフロードライディング好きなスタッフによって開発されるバッグは、品質にこだわることを最重要視しているという。そうしたハイクオリティなバッグ作りを実現するために、創業以来メイド・イン・USAを貫いている。オフロードバイク専用サイドバッグ、タンクバッグなどがジャペックスによって日本に導入販売されている。

 

写真/酒井 一郎 レビュワー/小川 浩康

 

 

[ レビュー ]

ジャペックスが取り扱うサイドバッグには、容量22LのE-12サドルバッグと完全防水仕様のエクスペディションドライサドルバッグもあるが、今回はデイトリッパー・サドルバッグをテストしてみた。テスト車両はツインマフラーを装着したCRF250L。

 

デイトリッパー・サドルバッグの装着には、フェンダーへの穴開けやステーの装着といった加工は一切なし。バッグに付属するベルトを締めこむだけで装着できる。加工作業は一切行わないが、バッグ本体の設置位置調整や、左右均等なバランス取りに多少時間がかかった。しかし、一度決まってしまえば、バッグや車体にマーキングしておくことで次回の装着は手早くできるようになる。装着用ベルトの調整幅も広いので、ほとんどのオフロードバイクに取り付けられるはずだ。

 

装着後に林道走行や高速道路での100km/h巡航を試してみたが、デイトリッパー・サドルバッグがズレることはなかった。荷物落下の不安がなく、バッグ自体の強度もあるので、安心感の高さがあった。

 

 

[ アイテム詳細 ]

[ 1 ]デイトリッパー・サドルバッグの容量は片側6L。写真左側バッグにパンク修理キットとタイヤレバーを収蔵した工具バッグ、右側バッグにレインウエアを収納。デイトリッパーというネーミングらしく、日帰りツーリングに合った容量となっている。

 

[ 2 ]テールランプ側のベルトに金属製フックが装着されていて、そのフックをリヤフェンダーに引っ掛ける。ベルトの長さが左右均等になるように引っ張るのが、走行中のズレをなくすポイント。

 

[ 3 ]バッグ前方はサブフレームにベルトを回す。左右のベルトを交互に引き、バッグにテンションをかける。装着手順はこれで終了。

 

[ 4 ]装着図。リヤフェンダーをサイレンサーに干渉させないようにしているので、若干張り出している印象。しかし、実際のオフロードライディングでボディアクションしても、バッグに足が当たることはなかった。

 

[ 5 ]マグネットを使わないタンクバッグ(容量9L)もラインナップ。8,925円。

 

[ ポイント ]

装着の確実さと品質の高さが安心感になっている

 

 

[ 製品情報 ]

メーカー/Wolfman Motorcycle Luggage

販売元/ジャペックス

製品名/Day Tripper Saddle Bags

重量/980g(両側)

サイズ/長さ37cm×高さ25cm×幅8cm

容量/6L×2

素材/1680デニールナイロン

価格/1万5,225円

 

 

[ お問い合わせ ]

ジャペックス

TEL/03-3773-7633

 

 

[ 記事提供 ]

ガルル編集部

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索