モデルチェンジして基本性能をアップ トランスミッターなどのアクセサリーも豊富

掲載日:2013年06月10日 オフロードアイテムレビュー    

流行りのブルートゥース・インターコムは、トランシーバーなどと違って相互通信が出来るため、ペアツーリングやタンデムツーリングなどの際に会話を楽しみやすい。また、これまでのブルートゥースは1対1の通話が常識であったが、このビーコムSB4Xは、別売のグループトークサーバーを使わずとも4人まで同時通話ができる。

 

写真/酒井一郎 レビュワー/山下 剛

 

 

[ レビュー ]

インカムはアマチュア無線と違って双方向通話であるため、電話と同じような感覚で会話を楽しめるのが特長だ。加えて携帯電話でのハンズフリー通話や、外部機器と組み合わせて音楽やナビ音声を聞く事も出来る。

 

このエスビー・フォーエックスは、ベストセラーSB213EVOを大幅に進化させたモデルだ。機能面でいえば最新インカムが可能とする事を余すことなく盛り込んだと言える。また、通信距離が3倍に伸び、独自の3Dノイズフィルターを新搭載した。これによって従来モデルよりもクリアな音質を実現した。これらの機能強化を果たしつつ、外観サイズはほぼ同じに収めた。

 

インカムはヘルメットに装着すると目視できないものだが、ビーコムの操作系は細長いボタンと指をかけやすいダイヤルに絞り込んでいる。

 

拡大著しいインカム市場において、ビーコムは本体カバーの付け替えでグラフィックを変えられる。これはブラックばかりのインカムの中でアクセントとなる。またトランスミッターなどのオプションも魅力だ。

 

 

[ アイテム詳細 ]

[ 1 ][ 2 ]スマートフォンはもちろん、ガラケー(専用携帯電話機)であっても必要な機能があれば、ビーコム側の操作で着信を受ける事やリダイヤル発信も出来る。いつでもどこでも緊急の用件を受けられるメリットはとても大きい。

 

[ 3 ]ボリューム調整などに使うダイヤルは半固定式。ボタンは本体上下に1つずつ配置されるため、誤操作も少ない設計だ。

 

[ 4 ]ベースマウントをヘルメット側面にクリップで留めて、本体を装着する。ただ、ヘルメットの形状によってはクリップで留められない。その場合は両面テープでベースマウントを固定する。セット内容はシンプルだが、スピーカーセッティングのためのスポンジや両面テープ式ベースマウントなどが揃う。

 

[ ポイント ]

ツーリングに新しい利便性と楽しみ方をもたらす

 

 

[ 製品情報 ]

メーカー/B+COM

販売元/サインハウス

製品名/SB4X(エスビー・フォーエックス)

通信規格/Bluetooth Ver.3.0

プロファイル/GAP、HSP、HFP、AVRCP、GAVDP、A2DP、ICP

同時通話人数/オプションなしで最大4人(別売B+COM Station使用で最大6人)

最大通話距離/1.4km

連続通話時間/約16時間(待機500時間)

充電時間/約2時間

本体サイズ/97.6×43.0×26.0(mm)

質量/58g

価格/3万4,965円(1台)、ペアUNIT 6万5,100円

 

 

[ お問い合わせ ]

サインハウス

TEL/03-3702-5050 

 

 

[ 記事提供 ]

ガルル編集部

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