掲載日:2011年04月05日 オフロードアイテムレビュー
全日本モトクロスライダー勝谷武史選手が、その確かな洗浄力を認めて日本への輸入を決めたというメイド・イン・オーストラリアの洗剤TK1スーパーウォッシュ。バイクに使われている全ての金属部分、樹脂部分、ゴム部分に使用でき、固まった土や泥汚れ、油膜、グリス、すす、水垢などを取り除き、錆びや腐食を抑制する効果があるという。また、モトクロスウエアやブーツ、グローブといった布・革製品や、クルマ、ボート、家の外壁などにも安心して使用できるという。
[ アイテム紹介 ]
ダート走行、とくにマディを走った後の洗車では、高圧洗浄機を使ってもなかなか泥汚れを落とすことができない。レース後の疲れた体でブラッシングしなければならない辛さは、我々サンデーライダーの多くが体験してきているはずだ。
そうした泥汚れをブラッシングせずにキレイに洗い流してくれるのが、このTK1スーパーウォッシュだという。生物分解可能な成分を使用していて、生活排水への排出もOK。使用する場所を問わないのも、扱いやすさを大幅に高めてくれている。
[ レビュー ]
テストは、河川敷コースを半日走行したXR250と、その時に着用していたモトクロスパンツを使って行った。マディ走行をしたこともあり、車体とパンツには泥汚れがしっかりと付着している。
まずは高圧洗浄機でバイクとパンツの泥汚れを水洗い。しかし、左の写真のように泥汚れは落ちきっていない。こうした落ちきっていない部分に、10倍に希釈したTK1スーパーウォッシュをまんべんなく吹き付けていく。この時、バイクとパンツの水は拭き取らず、濡れたままにしておく。そして吹き付けたら最低3分程度待つのがポイントだという。
3分後、再び高圧洗浄機で洗い流すと、泥汚れはキレイになくなっていた。一度も擦ることなく、タイヤリムは輝きが増すほどになり、これには撮影していたカメラマンも驚きの声をあげたほどだ。
今回のテストでは原液約50㏄ を10倍に希釈して使用した。単純計算で200回ほど洗車可能で、1回当たりのコストは30円程度。擦る手間を考えれば、これはかなりコストパフォーマンスがいいと思った。
[ アイテム詳細 ]
河川敷コースを半日走行したXR250。①サイドカバーの泥汚れは乾燥して付着している②リヤまわりの泥汚れはまだ湿っている状態③パンツの生地にまで入り込んでいる。この状態でTK1スーパーウォッシュを吹き付けるのではなく、まず水洗いして泥汚れを洗い落とす。
④⑤⑥高圧洗浄機で洗ったが、泥汚れは落ちきっていない。パンツは染みになっていて、普段なら擦り洗いが欠かせない状態だ。水を拭き取らずに、ここで10倍に希釈したTK1スーパーウォッシュをまんべんなく吹き付け、最低3分程度待つ。そして再び高圧洗浄機で洗う。
⑦⑧⑨一度も擦らずにここまでキレイになる。ウェアはTK1スーパーウォッシュを吹き付けた後、洗濯機でも洗うことができる。吹き付けたTK1スーパーウォッシュが残っていても、再び洗い流せば染みにならない。また10倍以内に濃くしても洗浄力は強くならないので、きちんと希釈しておきたい。
[ 商品情報 ]
TK1
SUPERWASH
価格/6000円(税込)
内容量/1L(原液)
[ お問合せ ]
TEL/022-234-3582
[記事提供]
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