



掲載日:2014年05月14日 試乗インプレ・レビュー
取材・写真・文/三上 勝久 ライダー/大川原 潤(エンデューロIAライダー)

同時期に発売されたREよりも太い正立サスペンションを採用。剛性感、レスポンスともに文句なしの性能。

シートはコインなどでファスナーを外すことで簡単に脱着可能。とは言っても下に何か入るわけではない。

ノーマルのままでもオフロードを走れるややローギアードなスプロケットを標準装着。チェーンガイドも実戦的なものが標準で装着されている。

空冷エンジンなので張り出したシュラウドの内側にラジエーターはなく、電装部品などが収まっているほかは空。

フロントブレーキには、ウェーブタイプのローターを採用。タッチ、制動力ともに優れている。

ハンドル右側は、セルスターターとキルスイッチのみのシンプル設計。

左側には、トレールモデルなのでごく一般的なスイッチボックスが付く。グリップはヨーロッパで人気の高いドミノ製。

ハンドルクランプ周りも、トレールモデルなのでコンパクトなデジタルメーターが標準装備となる。

必要にして十分なパワー、トルクを発生するヤマハ製空冷4ストロークエンジン。エキパイはステンレスで高級感もある。

リアブレーキはシングル1ポッドの油圧ディスク。このクラスはリアがドラムであることも多い点を考えると、上々な装備。

リアショックはリンクレスでダイレクトにマウントされる。柔らかめではあるが、林道程度なら問題なし。

スチール製のクロスバー付きハンドルを採用。バークランプはクラウンと一体成型のものになる。

コンパクトにまとまった、LED採用のテールライトを中心としたリアまわり。ウインカーのデザインもいい。

シート下はバッテリーとエアクリーナーボックスで占められている。法定書類程度を収めるのがやっとだろう。

トレールモデルなので、タンクキャップカバーはキー付き。カバーを開けるとネジ式のキャップが見える。

リアブレーキもウェーブタイプのディスクローターを採用。チェーンアジャスターは、コンペモデルと同形状で微調整ができるタイプ。

ステップはスチール製のオフロードタイプ。ワイドタイプではないが可倒式で必要十分といった感じ。

リアサスペンションの上部マウント位置を変更することで、車高を調節できる。写真はRE。

意外にコースも行ける。フープスなどを飛ばなければ十分にラフなオフロード走行が楽しめる。

価格(消費税込み) = 39万9,600円
※表示価格は2014年5月現在
Betaは、イタリア・フィレンツェを本拠とする1904年生まれの長い歴史をもつブランド。RR 4T 125は、主にヨーロッパのビギナーのため、またコミューターとしてバイクを使いたい層に向けてリリースした、空冷4ストローク125ccエンジンを搭載するモデル。
■エンジン型式 = 空冷4ストローク単気筒OHC
■総排気量 = 124cc
■ボア×ストローク = 54×54mm
■最高出力 = -
■最大トルク = -
■トランスミッション = 5速
■始動方式 = セル・キック
■サイズ = 2,145mm
■車両重量 = 101kg
■シート高 = 915mm
■ホイールベース = 1,403mm
■タンク容量 = 6リットル
■Fタイヤサイズ = 80/90-21′
■Rタイヤサイズ = 110/80-18′








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