

掲載日:2012年10月30日 試乗インプレ・レビュー
取材・写真・文/三上 勝久 写真・取材協力/HUSABERG
軽くパワフルという、モーターサイクルにとって理想の姿をもっている2ストロークエンデューロマシン。これまではトライできなかったような場所でも自信を持って走れる。
軽く扱いやすいTE125。しかしエンデューロレースでは総合トップも十分狙えるパワーも持っている。どこまで走らせられるかは、ライダー次第。
このようなセクションでも、粘る低速でスルスルと上っていける。万が一失敗しても、非常に軽い車体はダメージも少ないし、リカバリーもラク。
フロントに採用されたWP製4CSサスペンションは初期作動が非常に良く、エクストリームなセクションでも確実な接地感と衝撃吸収能力を発揮する。
WP製4CSサスペンション。左右で伸び側、圧側の減衰を独立して受け持つセパレートファンクションフォーク。この構造によって軽さと、ワンタッチで伸、圧両側のダンピングを調整できるメリットも手に入れている。
2013年フサベルエンデューロモデル全車に採用された、樹脂製サブフレーム。防弾チョッキなどにも使用されるポリアミド素材で、しなやかなだけでなく非常に頑丈。
軽くコンパクトな2ストロークエンジン。
樹脂製のタンクは2ストロークの燃費に合わせ、4ストロークモデルよりも1.2L増量された10.7L容量となる。
KTMと異なり、シートは左右2箇所のボルト止めとされている。
ハイクォリティな、アルミCNC削り仕上げのトリプルクランプが標準装備される。
TE250とTE300は、標準でセルスターターを備える。エクストリームなセクションでの再発進に有利だ。
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