


掲載日:2011年03月09日 試乗インプレ・レビュー
レーシングモデル同様の車体に、扱いやすい125エンジンを搭載したTE125。TE630と同じく、こちらもナンバーを取得してストリートから林道まで楽しめるリーガルモデルとなる。小排気量であることがメリットとなることが多いオフロードにおいて、TE125の実力はいかに?!
水冷4バルブエンジンはヤマハがヨーロッパで展開するWR125Rのものを採用。あらゆるライダーにオフロードの入り口を提供してくれるモデルだ。
「乗る前にはエンジンパワーより車体が勝っているマシンかな、と想像していたけど、ちょっと違ったね。すごくスムーズに回るエンジンで、伸びもいい。コンペティションレベルのパワー感ではないけれど、高回転域でのフィーリングはいいね。マシンの絶対的な軽さはもちろん、この高回転域をキープしながら走ることでさらに軽快なフィーリングになる。ちょっとぬかるんだ急な上りなどではクラッチを多用することになっちゃうけど、そういう難所に入るのが怖くないよね、これだけ軽いと。初心者でも安心してオフロードを走れるし、上級者ならエンジンのおいしいところを繋いで走る楽しみが味わえる。安心感のあるシャシーと足まわりのおかげで、『誰でも乗れる』だけじゃなくて『誰でも楽しい』マシンになっているね」。
「ロングツーリングだけはキツいだろうけど、トランポで運んで気持ちいいところだけ攻めるってのもいいかも。街中でチョイ乗りに使うのも手軽なはず。セルが付いてるからね。そういう意味では1年中、何にでも使える125って言い切っちゃっていいのかもしれないな」。
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