

掲載日:2007年06月27日 試乗インプレ・レビュー
Hondaの伝統的なオフロードモデル“XRシリーズ”に、前後17インチの足まわりと専用設計のフレームを採用し、モタード仕様としたのが“XRモタード”だ。今回紹介するXR400モタードを筆頭に250、100、50と、Hondaは4つのXRモタードをラインナップしているが、400はそのフラッグシップモデルというわけだ。XR400モタードが発売されたのは2005年3月のこと。市販モトクロッサーCRFのイメージを踏襲する躍動的なスタイルを引っ提げての堂々のデビューだったが、実はボクは2007年型のCRF250R(公道走行不可の市販モトクロスレーサー)のユーザーであり、大好きなCRFの戦闘的なフォルムを継承しているXR400モタードが一体どんなバイクなのか。登場して以来、大いに気になっていた。
オフロードモデルを所有したことのある人ならご存知のことかと思うが、市街地をオフロード車で走ると、とても軽快にキビキビ走れる。ハンドルは左右によく切れるし、目線も高いから混雑時にも強い。エンジンも低速からパンチがあるから走りやすい。“市街地はオフ車が最速” これはボクの持論だが、オフ車でアスファルトの上を走ると楽しいと感じるのはボクだけじゃないはずだ。ただ気がかりなのは、オフロードタイヤであるがゆえ、アスファルト上でのグリップ力が低い。そんな不安を解消すべく、モタードバイクにはロードタイヤが装着されている。オフ車の軽快さをそのままに、タイヤをロード用に変更し、アスファルト上でのパフォーマンスを飛躍的に向上させたモタードバイク。オンロードではオフ車以上に、もっともっと楽しいはず。うーん、試乗が楽しみだ!
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