ヤマハが、2014年YZモデルをリリース

掲載日:2013年06月20日 特集記事    

文/ダートライド編集部

2014 EARLY-RELEASE NEW MODELS

ヤマハが、2014年YZモデルをリリース

ヤマハ発動機株式会社は、早くもモトクロッサー・YZ シリーズの2014年モデル発売を発表した。国内レースシーンでは全日本モトクロス選手権で、今季(2013年)からヤマハに移籍した平田 優選手が先行型 YZ450FM を駆り、第3戦中国大会でキャリア初の優勝。同じヒートでは、2012年からヤマハに乗る田中 教世(たかせ)選手も3位に入っており、今回発表された YZ450F はこのファクトリー仕様をほぼそのままにしたオールニューマシンとなった。また、2013年モデルでは小変更に留まった YZ250F も、450に合わせ完全リニューアル。大きく変わったこの2台を中心に、その内容を紹介したいと思う。

YZ450F

まず、最大排気量になる YZ450F の特徴だが、とても多くそのどれもが魅力的だ。

 

1.より扱いやすくパワフルな新エンジン

低速での扱い易さと高速でのパワフル感を一層引き出すため、ピストン形状、吸排ポート形状、動弁系から点火&噴射マップなど性能パーツのほとんどを一新。とくに1速~2速ではトルク感があり扱い易く、3速以上ではパワー感が伝わる特性に磨きをかけた。吸気バルブは現行の 36mm 径から 37mm 径に、排気バルブは 30mm 径から 30.5mm 径に拡大、これに伴い新ピストンを採用。吸気系カムプロフィールはオーバーラップを短縮し、素早い燃焼速度による良好なトルク特性を引き出す。

 

2.独創レイアウトの新型エキゾーストパイプとサイレンサー

排気系の特徴は、独創的な形状のエキゾーストパイプになる。ループ状にシリンダーを取り巻くデザインで、十分な排気管長確保による排気脈動効果により優れたパワー特性をもたらし、マス集中にも貢献している。サイレンサーは車体中心へ寄せた配置として、徹底的なマス集中化を行った。

 

3.潤滑・冷却系の軽量設計

潤滑方式はオイルタンクが不要で軽量化が図れるウェットサンプ方式を採用、クランクケースもコンパクト設計となり、250cc 並みのコンパクトなフレームに 450cc エンジンを搭載。また、コンパクトなエンジンは十分な最低地上高を確保でき、アンダーガードなしの仕様とした。さらに、冷却水循環用のポンプには樹脂インペラーを採用するなど、細部にわたる軽量化を図った。

 

4.新作のミッション及びギアシフト系の設計変更

1次減速比及び3速ギア比を変更し、新エンジンの特性に適合させた。さらに、ドライブアクスル、メインアクスル、ギアホイール&ピニオンギアの仕様を一新し、スムースな“つながり感”と“伸び感”を持たせた。ギアシフト用の機構は、パーツを全面的に見直し、操作フィーリングを向上。バーシフトのフローティング、ストッパーレバー部へのボールベアリング追加等により、滑らかで素早い操作性を実現した。

 

5.コンパクト&軽量ボディに貢献する新フレーム

新設計のアルミ製バイラテラルビーム・フレームを採用。450cc マシンのイメージを一新するコンパクトボディと、力強いパワーを活かしての走破性に貢献する。パワーユニット系を含めた各部軽量化の効果も加わり、現行(2013年モデル)より約 0.7kg 軽いボディに仕上がった。形状は現行モデルと同様で、ヘッドパイプ位置を 10mm ライダー側に寄せた。鍛造・鋳造・押し出し材など10数種のアルミ材を相互に溶接しユニット化しており、優れた強度・剛性バランスとショック吸収性を備えた。

 

6.その他の特徴

・“スマッシュムーブメント”コンセプトによるニューボディデザイン

・耐摩耗性に優れる新開発のインサートグラフィックによる“YZ”車体ロゴデザイン

・電装部品集中配置、新リアフレーム、燃料ポンプ、新外装パーツ等による軽量化とマス集中設計

・軽量でスリムな新設計ラジエター

・新仕様インナーチューブ採用フロントフォーク及びフロントアクスル径アップ(20mm→22mm)

・ハンドルクラウン剛性最適化、ハンドルホルダーラバーマウント化

・新形状燃料タンク(タンク・シート着脱なしでエアクリーナーへのアクセス可能)

 

ピストン形状や吸排ポート形状、動弁系から点火&噴射マップなど、性能パーツのほとんどを一新したエンジン。コンパクトにも作られており、250cc 並みのフレームに搭載されているのもポイント。

ピストン形状や吸排ポート形状、動弁系から点火&噴射マップなど、性能パーツのほとんどを一新したエンジン。コンパクトにも作られており、250cc 並みのフレームに搭載されているのもポイント。

 

ループ状にシリンダーを取り巻く独創的な形状のエキゾーストパイプ。十分な排気管長を確保して優れたパワー特性を引き出すとともに、コンパクトに収まるため、マスの集中にも貢献する。

ループ状にシリンダーを取り巻く独創的な形状のエキゾーストパイプ。十分な排気管長を確保して優れたパワー特性を引き出すとともに、コンパクトに収まるため、マスの集中にも貢献する。

 

鍛造・鋳造・押し出し材など10数種のアルミ材を相互に溶接しユニット化した YZ の特徴であるアルミフレームは、新設計のバイラテラルビーム・フレームにブラッシュアップされた。軽量化も果たしている。

鍛造・鋳造・押し出し材など10数種のアルミ材を相互に溶接しユニット化した YZ の特徴であるアルミフレームは、新設計のバイラテラルビーム・フレームにブラッシュアップされた。軽量化も果たしている。

 

耐摩耗性に優れる、新開発インサートグラフィックによる“YZ”車体ロゴデザイン。ラジエターも軽量でスリムな新設計品となる。

耐摩耗性に優れる、新開発インサートグラフィックによる“YZ”車体ロゴデザイン。ラジエターも軽量でスリムな新設計品となる。

 

ここまで見ればもはや充分と思うが、FI 化や前方吸気・後方排気という従来の YZ450F の特徴をままに、大幅にパワーアップしている事が分かる。実際、”勝てるマシン”である事が全日本モトクロスで実証されており、このクラスを乗りこなせるライダーには待望の1台となりそうだ。

 

ガソリンタンクキャップが見当たらない、斬新なデザイン。ヤマハでは、“スマッシュムーブメント”コンセプトと呼んでいる。

ガソリンタンクキャップが見当たらない、斬新なデザイン。ヤマハでは、“スマッシュムーブメント”コンセプトと呼んでいる。

 

エアクリーナーはこの位置に収まる事になり、タンク・シートの着脱なしでアクセスが可能になっている。ガソリンタンクキャップは、その手前の小さなパーツを外すと顔を見せる。

エアクリーナーはこの位置に収まる事になり、タンク・シートの着脱なしでアクセスが可能になっている。ガソリンタンクキャップは、その手前の小さなパーツを外すと顔を見せる。

 

ガソリンタンクは、独特な新形状のものになる。燃料ポンプも見直しがされ、軽量化とマス集中を意識した設計となる。

ガソリンタンクは、独特な新形状のものになる。燃料ポンプも見直しがされ、軽量化とマス集中を意識した設計となる。

フロントフォーク周りは新仕様のインナーチューブとなり、フロントアクスル径もアップしている(20mmから22mmへ)。

フロントフォーク周りは新仕様のインナーチューブとなり、フロントアクスル径もアップしている(20mmから22mmへ)。

 

コントロール性を担うハンドル周りも、クラウン剛性の最適化やハンドルホルダーのラバーマウント化などの変更を受けている。

コントロール性を担うハンドル周りも、クラウン剛性の最適化やハンドルホルダーのラバーマウント化などの変更を受けている。

 

「筋肉美や鳥の羽を連想させる新ボディデザイン」とヤマハが指す全体のイメージは、まるで猛禽類を思わせるスタイリッシュで攻撃的なものとなっている。

「筋肉美や鳥の羽を連想させる新ボディデザイン」とヤマハが指す全体のイメージは、まるで猛禽類を思わせるスタイリッシュで攻撃的なものとなっている。

YZ450F フィーチャーマップ

YZ450F フィーチャーマップ

 

サイレンサーエンドがリアアクスルとほぼ同位置にまで収まっている事に注目して欲しい。旋回能力など、運動性に与える影響は大きいだろう。

サイレンサーエンドがリアアクスルとほぼ同位置にまで収まっている事に注目して欲しい。旋回能力など、運動性に与える影響は大きいだろう。

 

全日本モトクロス選手権を YZ450FM で戦う、平田 優選手(写真左)と田中 教世(たかせ)選手。

全日本モトクロス選手権を YZ450FM で戦う、平田 優選手(写真左)と田中 教世(たかせ)選手。

YZ250F

YZ250F の大きな変更点は、2013年モデルでは見送られた、YZ450F と同じになる<前方ストレート吸気 FI・後方排気システム>エンジンだ。

 

1.FI 採用、新開発水冷4バルブエンジン

中高速域での優れたパフォーマンスを引き出す新開発の水冷 DOHC・4バルブ・FI エンジンを搭載。吸排バルブは吸気側 31mm 径、排気側 25mm 径、バルブの挟み角は 23.75 度と狭く配してコンパクト燃焼室を形成。アルミ鍛造ピストンは2本リングを採用してピストンとスリーブ間の摺動抵抗を減らし、軽量化・ロス馬力低減を図り高回転域で伸びの良いパワー特性に貢献する。さらに吸排気ポート、カムプロフィール、新 ECU や新作浸炭クランク、クランクウェブのバランス率の最適化、新作ミッション、クラッチ強化設計等の効果が、出力向上と高速での優れた特性を引き出す。潤滑方式はウェットサンプとし、軽量化を図った。

 

2.<前方ストレート吸気FI・後方排気システム>の採用

エンジン配置は、YZ450F と同様の<前方ストレート吸気 FI・後方排気システム>とした。エアクリーナーからスロットルボディ、燃焼室に流れる直線的な吸気通路は優れた吸気効率をもたらし、同時に新気吸入時に排気系の熱影響を受けにくく、ダスト吸い込みも少なくマス集中化に貢献する。好みやコース状況に合わせ燃料噴射量と点火時期を調整できる“Power Tuner”を同梱パーツ設定としている。

 

3.独創レイアウトの新型エキゾーストパイプとサイレンサー

基本的に、思想は YZ450F と同じになる。

 

4.ギアシフト系の設計変更

ギアシフト用の機構は、パーツを全面的に見直し操作フィーリングを向上させた。バーシフトのフローティング、ストッパーレバー部へのボールベアリング追加などにより、滑らかで素早い操作性を実現し、スタートや加速、競り合い時の高いパフォーマンスを引き出す。

 

5.新設計のアルミ製バイラテラルビーム・フレーム

新設計のアルミ製バイラテラルビーム・フレームを採用。形状的には2013年型 YZ450F を継承し、ディメンションは2013年型 YZ250F とほぼ同一としている。鍛造・鋳造・押し出し材など10数種のアルミ材を相互に溶接しユニット化した構造は変わらず。タンクレール部は滑らかなラインと肉厚可変を可能とするハイドロフォーミングを、ヘッドパイプ部とリアショック懸架部には溶接部品の一体化によるコンパクト化に貢献するセミソリッドダイキャストを採用。優れた強度・剛性バランスとショック吸収性を備え、中・高速での出力特性を生かした高い旋回性・走破性に貢献する。

 

6.その他の特徴

共用出来るパーツが多いため、YZ450F と基本的には同じになる。

 

 

意地の悪い言い方をすると、残念ながらヤマハは2013年シーズン、AMA でも FIM でも際立った成績は上げていない。モトクロスの本拠をこちらと見る向きは多く、4ストローク 450cc も 250cc も注目すべきトピックスは多いが、成績には繋がらないのか? とも思う。しかし、全日本モトクロスではその先行型 FM を駆る2人のファクトリーライダーは良い成績を残していて、「日本人が日本のコースを」と限定した見方をすれば注目したい2台だ。特に、多くのアマチュアに好適な250クラスに新機軸が多く盛り込まれた事は見逃せず、早ければ2013年の後半、遅くとも2014年のレースシーンでは活躍するブルーのマシンを多く見る事になるかもしれない。

 

前方ストレート吸気& FI・後方排気レイアウトとなった、新開発の4ストローク 250cc エンジン。バルブは、吸排気で異径となる(4バルブ/チタン製)。挟み角を 23.75 度と狭く配し、コンパクトな燃焼室ともなる。

前方ストレート吸気& FI・後方排気レイアウトとなった、新開発の4ストローク 250cc エンジン。バルブは、吸排気で異径となる(4バルブ/チタン製)。挟み角を 23.75 度と狭く配し、コンパクトな燃焼室ともなる。

 

2014年モデルで YZ250F も、いよいよ燃料供給がフューエルインジェクションに変わった。前方吸気構造は空気の流れが直線的になり、吸気効率に優れるという。後傾エンジンなのでマス集中化も大きい。

2014年モデルで YZ250F も、いよいよ燃料供給がフューエルインジェクションに変わった。前方吸気構造は空気の流れが直線的になり、吸気効率に優れるという。後傾エンジンなのでマス集中化も大きい。

 

YZ250F も、独特の形状を持つ新型のエキゾーストパイプとサイレンサーになる。排気管長を十分に確保する構造は、ファクトリー仕様にも多く見られ、排気脈動効果によりパワー特性にプラスになる。

YZ250F も、独特の形状を持つ新型のエキゾーストパイプとサイレンサーになる。排気管長を十分に確保する構造は、ファクトリー仕様にも多く見られ、排気脈動効果によりパワー特性にプラスになる。

 

エキゾーストパイプが車体左側にも露出する事から、ヒートガードが左右に備わるようになる。オイル潤滑方式はウェットサンプとして軽量化とコンパクト化を図ったため、腰下が短いのも特徴。

エキゾーストパイプが車体左側にも露出する事から、ヒートガードが左右に備わるようになる。オイル潤滑方式はウェットサンプとして軽量化とコンパクト化を図ったため、腰下が短いのも特徴。

 

2013年型の YZ450F と YZ250F のメリットを融合させたと言える、新設計アルミ製バイラテラルビーム・フレーム。同じく新設計のリアフレームも、2014年 YZF シリーズの特徴となっている。

2013年型の YZ450F と YZ250F のメリットを融合させたと言える、新設計アルミ製バイラテラルビーム・フレーム。同じく新設計のリアフレームも、2014年 YZF シリーズの特徴となっている。

 

YZ250F も、“スマッシュムーブメント”コンセプトのデザインを採用。エアフィルターの位置、ガソリンタンクの機構など YZ450F と共通になる。シートも新作になっている。

YZ250F も、“スマッシュムーブメント”コンセプトのデザインを採用。エアフィルターの位置、ガソリンタンクの機構など YZ450F と共通になる。シートも新作になっている。

 

ガソリンタンク単体も、YZ450F 共通の新設計樹脂製タンクで、低重心なレイアウトにもなっている。容量は7.5リッターで、両排気量共通。

ガソリンタンク単体も、YZ450F 共通の新設計樹脂製タンクで、低重心なレイアウトにもなっている。容量は7.5リッターで、両排気量共通。

YZ250F フィーチャーマップ

YZ250F フィーチャーマップ

 

YZ250F のサイレンサーは 450cc よりもさらに車体中央に寄せられていて、まるで2ストロークマシン並になっている。慣性質量でどのくらい運動性能に効果があるか、興味深い。

YZ250F のサイレンサーは 450cc よりもさらに車体中央に寄せられていて、まるで2ストロークマシン並になっている。慣性質量でどのくらい運動性能に効果があるか、興味深い。

 

サスペンションは前後とも見直しがされ、フロントフォークの新仕様インナーチューブや、フロントアクスル径のアップなど、YZ450 と共通の変更を受けている。

サスペンションは前後とも見直しがされ、フロントフォークの新仕様インナーチューブや、フロントアクスル径のアップなど、YZ450 と共通の変更を受けている。

価格と発売日はそれぞれ、YZ450F が871,500円(税込)/2013年7月10日、YZ250F が724,500円(税込)/2013年10月1日を予定している。

 

 

YZ250

YZ125

YZ85LW

YZ85

ヤマハは、2ストロークエンジンモデルも全排気量を2014年モデルとして用意する。ただ、仕様変更などはなく、グラフィックが2014年の YZF 共通イメージに変わるのみ。

 

価格は、YZ250 が661,500円、YZ125 が567,000円、YZ85LW が346,500円、YZ85 が336,000円(すべて税込)。発売日は共通で、2013年8月8日を予定している。

 

 

YZ450F YZ250F
全長×全幅×全高 2,180mm×825mm×1,280mm 2,170mm×825mm×1,280mm
シート高 965mm 965mm
軸間距離 1,480mm 1,475mm
最低地上高 330mm 330mm
車両重量 111kg 105kg
原動機種類 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ
気筒数配列 単気筒 単気筒
総排気量 449cm3 249cm3
内径×行程 97.0mm×60.8mm 77.0mm×53.6mm
圧縮比 12.5:1 13.5:1
最高出力 N/A N/A
最大トルク N/A N/A
始動方式 キック式 キック式
潤滑方式 強制圧送ウェットサンプ 強制圧送ウェットサンプ
エンジンオイル容量 0.9L 0.9L
燃料タンク容量 7.5L(「無鉛プレミアムガソリン」指定) 7.5L(「無鉛プレミアムガソリン」指定)
燃料供給 フューエルインジェクション フューエルインジェクション
点火方式 TCI(トランジスタ式) TCI(トランジスタ式)
1次減速比/2次減速比 2.609/3.769 3.353/3.846
クラッチ形式 湿式多板 湿式多板
変速装置/変速方式 常時噛合式5段/リターン式 常時噛合式5段/リターン式
変速比 1速/1.929 2速/1.533  3速/1.300 4速/1.091 5速/0.952 1速/2.143 2速/1.750 3速/1.444 4速/1.222 5速/1.042
フレーム形式 セミダブルクレードル セミダブルクレードル
キャスター/トレール 27°40′/124mm 27°00′/119mm
タイヤサイズ(前/後) 80/100-21 51M(チューブタイプ)/ 110/90-19 62M(チューブタイプ) 80/100-21 51M(チューブタイプ)/ 100/90-19 57M(チューブタイプ)
制動装置形式(前/後) 油圧式シングルディスク/油圧式シングルディスク 油圧式シングルディスク/油圧式シングルディスク
懸架方式(前/後) テレスコピック/スイングアーム(リンク式) テレスコピック/スイングアーム(リンク式)

 

  YZ250 YZ125
全長×全幅×全高 2,179mm×827mm×1,307mm 2,135mm×827mm×1,316 mm
シート高 994mm 996 mm
軸間距離 1,481mm 1,443 mm
最低地上高 382mm 386 mm
車両重量 103kg 94kg
原動機種類 水冷・2ストローク・ ピストンリードバルブ 水冷・2ストローク・ クランク室リードバルブ
気筒数配列 単気筒 単気筒
総排気量 249cm3 124cm3
内径×行程 66.4mm×72.0mm 54.0mm×54.5mm
圧縮比 8.9~10.6:1 8.6~10.7:1
最高出力 N/A N/A
最大トルク N/A N/A
始動方式 キック式 キック式
潤滑方式 混合給油 混合給油
燃料タンク容量 8.0L (「無鉛プレミアムガソリン」指定) 8.0L (「無鉛プレミアムガソリン」指定)
燃料供給 キャブレター キャブレター
点火方式 CDI(コンデンサ放電式) CDI(コンデンサ放電式)
1次減速比/2次減速比 3.000/3.571 3.368/3.692
クラッチ形式 湿式多板 湿式多板
変速装置/変速方式 常時噛合式5段/リターン式 常時噛合式6段/リターン式
変速比 1速/1.929 2速/1.533 3速/1.278 4速/1.091 5速/0.952 1速/2.385 2速/1.933 3速/1.588 4速/1.353 5速/1.200 6速/1.095
フレーム形式 セミダブルクレードル セミダブルクレードル
キャスター/トレール 27°05′/117mm 25°40′/107mm
タイヤサイズ(前/後) 80/100-21 51M(チューブタイプ)/ 110/90-19 62M(チューブタイプ) 80/100-21 51M(チューブタイプ)/ 100/90-19 57M(チューブタイプ)
制動装置形式(前/後) 油圧式シングルディスク/ 油圧式シングルディスク 油圧式シングルディスク/ 油圧式シングルディスク
懸架方式(前/後) テレスコピック/ スイングアーム(リンク式) テレスコピック/ スイングアーム(リンク式)

 

YZ85 YZ85LW
全長×全幅×全高 1,822mm×758mm×1,161mm 1,900mm×758mm×1,205mm
シート高 864mm 904mm
軸間距離 1,258 mm 1,286mm
最低地上高 351 mm 393mm
車両重量 71 kg 73kg
原動機種類 水冷・2ストローク・クランク室リードバルブ 水冷・2ストローク・クランク室リードバルブ
気筒数配列 単気筒 単気筒
総排気量 85cm3 85cm3
内径×行程 47.5mm×47.8mm 47.5mm×47.8mm
圧縮比 8.2:1 8.2:1
最高出力 N/A N/A
最大トルク N/A N/A
始動方式 キック式 キック式
潤滑方式 混合給油 混合給油
燃料タンク容量 5.0L(「無鉛プレミアムガソリン」指定) 5.0L(「無鉛プレミアムガソリン」指定)
燃料供給 キャブレター キャブレター
点火方式 CDI(コンデンサ放電式) CDI(コンデンサ放電式)
1次減速比/2次減速比 3.611/3.357 3.611/3.714
クラッチ形式 湿式多板 湿式多板
変速装置/変速方式 常時噛合式6段/リターン式 常時噛合式6段/リターン式
変速比 1速/2.454 2速/1.882 3速/1.529 4速/1.294 5速/1.130 6速/1.000 1速/2.454 2速/1.882 3速/1.529 4速/1.294 5速/1.130 6速/1.000
フレーム形式 セミダブルクレードル セミダブルクレードル
キャスター/トレール 26°20′/88mm 26°55′/105mm
タイヤサイズ(前/後) 70/100-17 40M(チューブタイプ)/90/100-14 49M(チューブタイプ) 70/100-19 42M(チューブタイプ)/90/100-16 52M(チューブタイプ)
制動装置形式(前/後) 油圧式シングルディスク/油圧式シングルディスク 油圧式シングルディスク/油圧式シングルディスク
懸架方式(前/後) テレスコピック/スイングアーム(リンク式) テレスコピック/スイングアーム(リンク式)

 

 

 

 

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