ユーザー車検

【CHAPTER 1-5】足回り点検編

掲載日:2009年10月14日 ユーザー車検    

CHAPTER 1:車検前の事前点検
足回り点検編

走行装置という呼び方もある足周りは、1.ホイール、2.サスペンション、3.ショックアブソーバーと、文字通り下回りのパーツを指す。車検時に検査を受けるのはタイヤの残り溝の量だが、実際問題スリップラインが現れる残量0.8mmまで使っているタイヤは、まともに走るにも支障を来たす可能性もあるので、早急に交換した方が良い。

ホイール回りの点検時には同時にホイールベアリングや、スイングアームを含むサスペンションアーム(リンク回り)も確認する。これに関しては、リアタイヤを浮かせた状態でスイングアーム後端を上下左右に動かし、余分な動きが出ないかを確認する。スイングアームピボットやリンク内のブッシュに磨耗があると、ガタつきが感じられるのでOHを行う。

タイヤ残量だけでなく
ベアリング類の磨耗も点検!

リアサスのリンクは、走行中の砂利や雨水などをまともに浴びているので、潤滑が失われがちだ。油が切れたままで作動させると、ブッシュが磨耗してガタに結びつく。ガタが出始める前に潤滑することが重要だ。

リアサスのリンクは、走行中の砂利や雨水などをまともに浴びているので、潤滑が失われがちだ。油が切れたままで作動させると、ブッシュが磨耗してガタに結びつく。ガタが出始める前に潤滑することが重要だ。

タイヤ空気圧や溝の残量を確認すると同時に、トレッド面の切れるや損傷も点検しておこう。スタンドでタイヤを浮かせた状態で回せば、これまで気付かなかった亀裂が見つかる可能性がある。サスペンションやリンク回りに関しても、ショックアブソーバーからのオイル漏れだけでなくスイングアームを揺すってみることで各部の磨耗具合を類推できる。

タイヤ空気圧や溝の残量を確認すると同時に、トレッド面の切れるや損傷も点検しておこう。スタンドでタイヤを浮かせた状態で回せば、これまで気付かなかった亀裂が見つかる可能性がある。サスペンションやリンク回りに関しても、ショックアブソーバーからのオイル漏れだけでなくスイングアームを揺すってみることで各部の磨耗具合を類推できる。

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