ビギナーは知っておきたいメンテナンスのご法度&お約束・第2回

掲載日:2018年11月23日 メンテナンス    

文/丸山淳大 写真・記事提供/モトメンテナンス編集部
※この記事はモトメンテナンス増刊「バイクメンテビギナーズ」に掲載された内容を再編集したものです。

指を巻きこまれて大怪我をすることも!!
チェーンメンテ時は絶対エンジン停止!!

チェーンのグリスアップ時にリアホイールを浮かせた状態で、エンジン始動してギアを1速に入れればメンテナンスが楽かも!? なんてことを一度は考えたことがあるという人は沢山いるだろう。しかし、それは非常に危険な行為なので絶対にやめていただきたい!! 回転するチェーンに手を巻き込まれたら簡単に指を失ってしまうぞ!! 2人以上でメンテしているときにひとりが気付かずにエンジン始動して、もうひとりがチェーンで怪我をするなんてことも良くありがちだ。十二分に気を付けよう!!

チェーンのメンテ時は絶対にエンジン始動できないようにキーを抜いておくと良い。気が緩んだ時に作業中の事故が起こるので、キーを抜いてメンテを習慣づけると良いだろう。

オープンエンドスパナは、かける向きがあるので注意しよう。必ずアゴの肉が厚い方に負荷がかかるように使用する。逆に使用すると、肉の薄いほうのアゴが開いて、ボルトの頭を嘗めることになるし、工具も駄目にしてしまうのだ。アゴの開いた工具を使うとナットを駄目にしてしまうので、もう使えなくなってしまうぞ!!

メガネやソケットレンチが使える場所はモンキーレンチやオープンエンドスパナを使わないように注意したい。なるべく嘗めるリスクを少なくすれば、失敗も少なくなるのだ。

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