掲載日:2016年05月20日 メンテナンス
記事提供/モトメンテナンス編集部(Facebookページ) 取材協力/スリーピークス技研
刃の形状が特徴の斜ニッパには、グリップ部分の素材や仕上げが異なる製品が数多くある。右下の軽量プラスチックニッパは、ストレート型の刃(片刃)により鋭い切れ味を見せる。プラスチックバネにより連続作業時の手首の負担も軽減している。
地場産業として古くから刃物製造が盛んな新潟県三条市に本拠を置くスリーピークス技研。第二次世界大戦前に鉄工所として創業し、1960年代半ば以降は主としてニッパやペンチ類の生産を行う同社には銅線や鉄線の切断に適した強力ニッパ、電工作業で重宝する斜ニッパなど、形状や用途によって多くのバリエーションがある。斜ニッパはAC100Vのテーブルタップに用いられているような2線平行コードの途中部分を容易に割り裂きできるよう、刃がヒンジ部分に向かって突き出しているのが特徴だ。刃の強度が高い一般的なニッパと斜ニッパは、使い分けによってそれぞれの性能を引き出したい。
ビニール被覆と芯線を同じ感触で切断できる切れ味が魅力の斜ニッパ。手のひらに収まる全長100mmのコンパクトタイプは、バッテリー周辺やライトケース内など狭い場所で使いやすさを発揮する。
刃の角度が15度のプラスチックニッパは樹脂専用で、フラット型の刃により切断面がシャープに仕上がるのが特徴だ。この製品は通常のプラスチックニッパより圧倒的に軽い。
1970年代初めよりラジオペンチ、強力ニッパのJIS規格表示許可工場であるスリーピークス技研の製品は、多くの生産現場で重宝されている。
斜ニッパの刃の角度は37度で、斜め方向から刃を入れて奥深い場所での切断作業に便利。グリップや全長など、さまざまな形がある。
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