掲載日:2016年04月15日 メンテナンス
記事提供/モトメンテナンス編集部(Facebookページ) 取材協力/ストレート
本体はポリプロピレン製で、ジョイント部やコックパッキンにはOリングをセットしている。排出口は360°自由に回転できるので、切れの悪いオイルを給油した後には出口を上向きに回してしまえば良い。
複数のバイクやクルマを所有して頻繁にオイル交換を行うから、1リットルや4リットル缶ではなく20リットル入りのペール缶入りオイルを使っているサンメカもいるはずだ。ペール缶からオイルジョッキに注ぐ際、特に満タンに近いと缶は重いしドップンドップンと脈動が起こるしで、ジョッキ以外に撒き散らすことも少なくない。このコックンはペール缶や一斗缶など口径φ40mmの口金にワンタッチで装着できる樹脂製コックで、缶の中のオイルをこぼすことなく給油することができる。Oリングが組み込まれた取り付け部分はロック機構付きで、コック本体を掴んで持ち上げても外れないほどガッチリと固定される。コック部分にはベント穴が無いので、スムーズな排出のためにはペール缶の蓋に空気穴を開けよう。
コックは全閉から全開まで90°ほどの作用角で操作できる。ペール缶スタンドと併用すれば、給油作業はさらに楽になる。
ツメ部の奥には口金部分に密着するOリングがあり、ペール缶にセットする際はこのリングをしっかり押しつけることが重要だ。
缶を大きく傾けた状態でもコックを閉めておけばオイルは一滴も垂れないので、落ち着いて給油作業ができる。ペール缶ユーザーなら持っておきたい。
ストレート会員価格3230円(税込)
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