掲載日:2016年02月05日 メンテナンス
記事提供/モトメンテナンス編集部(Facebookページ) 取材協力/ko-ken
ラチェットプラーはスタッドボルト径に応じて6mm用、8mm用(税別6140円)、10mm用(税別6260円)、12mm用(税別6260円)がある。またショートハンドルの141S、ポリッシュハンドルの141Pも用意されている。
エキゾーストマニホールドやシリンダーに植え込まれたスタッドボルトは固着している場合が多い。そんな時に活用したいのが、丸形ヘッドに3本のローラーを組み込んだ、スタッドボルト着脱に特化したラチェットレンチ。セルモーターのワンウェイクラッチのように、一方に回した時だけスタッドボルトにローラーが食い込み、ラチェットハンドルのようにボルトを連続的に回すことができる。また裏表を変えれば緩め、締め付けのいずれの作業にも使える。ボルトがヘッドを貫通するため、長いスタッドの根本を回せるのも特徴だ。
スナップリングを外すと3本のローラーとハウジングが取り出せる。ヘッド内部がサビやグリスで汚れるとスタッドボルトに食いつきづらくなるので、パーツクリーナーなどで定期的に洗浄すると良い。
さび付いたスタッドボルトを緩める際に、先端ではなく根本付近に食い込ませることができるのがこのプラーの強み。ヘッド部分のスナップリングが手前に見える場合は緩め、裏返すと締め付けに使える。
希望小売価格 6,140円(6mm・税抜)
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