掲載日:2016年01月15日 メンテナンス
記事提供/モトメンテナンス編集部(Facebookページ) 取材協力/ファクトリーギア
上から鶴首タイプ、先細タイプ、標準タイプのいずれも先端精度は廉価品とは比べものにならず、摘まむ際に無駄な反発力が生じないため操作感はとても柔らかい。この使い勝手は感動的ですらある。
医療用や工業用、切手収集やプラモデル製作など、指で摘まめない様な細かなさまざまなモノをつかむ際に便利なピンセット。バイクメンテでは「コレ!」といった出番は少ないが、メーター内部やキャブ内部のパーツを着脱する際に便利さを実感することも多い。品質にこだわるプロからも信頼されているのが、幸和という日本製ブランドである。同社のピンセットはステンレス素材を冷間鍛造成型することで握る際の反力が非常に小さく、軽く握ることができるにもかかわらず、摘まんだものは簡単に落ちない先端精度とホールド性の高さが大きな特徴である。
折り曲げタイプは1枚の素材を折り曲げて製造するが、併せタイプは2枚のステンレス板をスポット溶接で貼り合わせる。接合後に先端をすり合わせて微調整を行っている。
先端部分は1mmを下回る鋭利な仕上げだが、スチールウール1本も余裕で掴める。多くの製品が医療用として使われているのも納得のクオリティなのだ。
先端が曲がった鶴首タイプは、そもそも歯科医者用に開発された医療器認可品。標準タイプと同様に先端は鋭利だが、僅かなズレもなくピタリと重なる。
価格880円(税抜)
価格980円(税抜)
価格1980円(税抜)
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