掲載日:2015年12月25日 メンテナンス
記事提供/モトメンテナンス編集部(Facebookページ) 取材協力/ファクトリーギア
マットな梨地仕上げが大人仕様をアピールする新型ラチェットハンドルは、グリップエンドのデザインでWERAであることをアピール。
ドライバーメーカーとしてヨーロッパ最大の勢力を誇るWERA。言うまでもなくドライバーやヘックスレンチは有名だが、同社にはラチェットハンドルも存在する。従来製品はドライバーと同様の樹脂製グリップを装備するのに対して、新製品はグリップエンドにドライバーのデザインを配しながら、全体的にはとてもシンプルで渋い梨地仕上げのフルメタル仕様となった。差込角1/4インチタイプは全長140mmでヘッド部分は72歯のギアながらコンパクト、ソケットの着脱はプッシュリリースを採用。特別な機能や目新しいデザインはないが、実用性の高さを重視するユーザー向けの製品だ。
回転方向を切り替えるレバーやプッシュリリース用ボタンなどの装備も虚飾とは無縁の質実剛健ぶり。飽きることなく長く愛用できる造りが魅力的。
軸部はトルクをしっかり伝達できる角断面仕様。グリップエンドの形状と梨地表面により、油分が付着しても滑りにくいのが特徴だ。
差込部分の加工は美しく、差し込まれたソケットのがたつきも抑えられている。プッシュボタンを押さない限りソケットをホールドするボールが後退しない。
価格 8500円(税抜)
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