掲載日:2015年07月31日 メンテナンス
記事提供/モトメンテナンス編集部(Facebookページ) 取材協力/ストレート
加硫セメントの容量は205mlで自転車用セメントに比べて圧倒的に大容量である。細かなギザギザが付いた圧着用のステッチャーローラーは、パンクした患部にパッチをしっかり密着させるために重要なアイテムだ。
チューブレスタイヤのパンク修理の際にはバイクやクルマ専用のヒモ状の修理キットを利用するが、チューブタイヤの場合は自転車用のゴムパッチを流用しているサンメカも多いはず。ストレート社が取り扱うアメリカのTECH社はパンク修理に特化したメーカーで、このブランドのアイテムはプロショップでも愛用者が多いことで知られている。この3点はチューブタイヤ修理の必須アイテムであり、加硫セメントはトルエン臭が弱めで流動性が高く、専用パッチは自転車用より分厚くて強度が高いのが特徴である。パッチには35mm、45mm、60mmの3サイズがあり、大型車のパンク修理も余裕で行える。小型車や絶版車などのチューブタイヤモデルのオーナーは常備しておきたい。
パッチはバイクやクルマのチューブ自体の2倍の強度があり、重ね貼りも可能。貼り付け後も柔軟性が持続し、チューブの変形を防止する。
パンクによる穴開き場所を特定したら、100番程度の極粗目のサンドペーパーでチューブ表面を荒らして、加硫セメントを薄く塗布する。
セメント表面が乾いたら、裏紙を剥がしてパッチを貼り付ける。釘などの踏み抜き穴なら35mmで足りるが、裂けている場合はサイズアップする。
パッチ表面の透明シートは剥がさず、その上からステッチャーローラーでゴリゴリと圧着する。透明シールが剥がれたら圧着完了だ。
価格 1,420円(税抜)
価格 1,120円(税抜)
価格 1,170円(税抜)
※価格は消費税8%を含むストレート会員価格です。
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