掲載日:2015年05月29日 メンテナンス
記事提供/モトメンテナンス編集部(Facebookページ) 取材協力/ストレート
全長280mmでタンク部分の直径は65mm。タンクが空の状態ではバルブヘッド側が若干重く感じるが、クリーナーを注入するとバランスが良く持ちやすくなる。保管時の安定性を確保するため、別売りパーツとしてアルミ製ベーススタンドも用意されている。
バイクいじりに欠かせないパーツクリーナー。以前に比べると価格も手頃になり躊躇なく使えるようになったが、それに伴って生み出される大量の空き缶ゴミ悩みのタネというサンメカも少なくない。パーツクリーナー原液を注入してエアを充填すれば、何度でも使える充填式スプレーは、余分なゴミを生まないという点で環境に優しい商品である。全容量600mlに対して約半分のクリーナーを注入するアルミ製の缶本体の耐圧は0.98MPaで、通常は0.34~0.64Mpaの充填圧力で使用する。バルブヘッドを改良した新製品の特徴は逆さ吹きができることで、足周りやエンジンメンテ時の洗浄に便利になった。
缶スプレー充填用に指定されているブレーキクリーナー4リットルタイプ(36-777 2940円)。1回300mlずつ充填して13回分ほどの分量だ。
バルブヘッドを変更し、正立に加えて倒立でもクリーナーが噴射できるようになった。可倒式ノズルを伸ばすと狭い場所を狙い打ちするのに便利。伸ばしても倒してもクリーナーは直線的に噴射される。
コンプレッサーからエアを充填する際、0.64Mpa以上になるとリリーフバルブが開いて過剰な圧力を排出してくれる。エアバルブ部分はボトル本体よりも出っ張っているので、転倒して直接床面に打ち付けないように注意したい。スプレーの噴射力はエアの充填圧力に左右されるが、勢いはかなり強力でしつこい汚れにも有効だ。
充填式缶スプレー600ml(逆さ使用対応版) 3,280円(税込)
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