掲載日:2015年05月22日 メンテナンス
記事提供/モトメンテナンス編集部(Facebookページ) 取材協力/ファクトリーギア
1/4ビットを装着できる全長123mmのミニインパクトドライバーと、全長85mmのネジとりビットで1セットとなる。No.2サイズのプラスビットも付属するので、通常のインパクトドライバーとしても使える。
ネジ溝が崩れたビスに対して、頭部にタガネを食い込ませながら緩める手法はよく使われるものだ。このツールは細いタガネとインパクトドライバーを組み合わせて、ビスの頭部にビットを食い込ませた状態で強制的に回転させるのが特徴である。「ネジとりビット」と呼ばれるクサビ部分は、二面幅1/4インチの六角ビットの先端を鋭く成型したもので、ハンマーで叩くことでビスにしっかり食い込む。これをインパクトドライバーで回せば、固着したビスも緩むというわけだ。潤滑スプレーを併用したり、ヒーターで加温するとより効果的だ。
ネジとりビットの先端は鋭いクサビ形状。インパクトドライバーで叩いた時に滑らないよう、しっかり食い込ませることが重要だ。
【左】ビスの頭をタガネで叩く場合、周囲に余裕が必要だが、ネジ溝部分にビットを叩き込むので狭い場所や皿ネジにも使用できる。
【右】ビット後端にインパクトドライバーを差し込み、緩め方向に力を加えながらハンマーでガツン!を叩く。これはかなり使える。
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