掲載日:2015年05月15日 メンテナンス
記事提供/モトメンテナンス編集部(Facebookページ) 取材協力/ファクトリーギア
ドライバーが掛からないほどネジ溝が崩れてしまったビスを外す際に用いられる左ネジのエキストラクター。このセットは3種類のエキストラクターと、それぞれに適した下穴を開けるドリルを一体化した商品である。電動ツールに装着できる二面幅1/4インチのビットの両端にドリルとエキストラクターを配置したのが要点だ。電動ドリルドライバーでした穴を開けたら、ビットを反転させてドリルを左回りにセットし、エキストラクターを下穴に食い込ませてから回転させる。1本のビットの両端にドリルとエキストラクターがあるので、下穴が大きすぎたり小さすぎるという心配も不要だ。
3本のビットの胴体部分にはサイズ識別用のペイントが施され、赤帯がM2.5~3用、黄帯びがM4~5、緑帯びはM6~8mmビスに対応する。ステンレスビスに用いる際は、潤滑用オイルを併用する。
ネジ溝が中途半端に残っている場合、下穴を開ける前に太いドリルでさらってすり鉢状にしてから、改めて下穴を3~5mm掘り進む。
エキストラクターを左回転でねじ込み、下穴に食い込んだら付属の板レンチか電動ドライバーで緩める。破損するので電動インパクトは使わない。
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