バイク買取のトレンドを知ってる人が”得”をする!『グーバイク買取』ランキング!【8月編】

掲載日:2025年09月16日 購入基礎知識バイク購入基礎知識    

取材・文/小松 男

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新車・中古車の購入から維持、ツーリング、カスタム、メンテナンスまで、バイクライフをまるごとサポートする日本最大級の総合バイクメディア『グーバイク』。日々あらゆるバイク情報を発信している本サイトでは、今まさに注目を集めている『グーバイク買取』の成約数ランキングを毎月ご紹介しています!! 愛車を手放すときに、より簡単に・より高く売れるお店を見つけられると話題のマッチングサービスです。バイクを売りたい方も、購入を検討している方もぜひ参考にしてみてくださいね!!

買取キングがすぐに首位奪還!! 強すぎる!

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1位 ホンダ・PCX

グーバイク買取ランキングにおいては、今年に入り2月から6月までトップを独走し、7月には一度2位へと後退していた“買取キング(買い取られキング?)”ことホンダPCX。しかし、おおかたの予想通りすぐに首位へ返り咲きました!

PCXが常勝モデルであり続ける理由は明快。程よいサイズ感、日常での扱いやすさ、そして維持費の安さ――これらがユーザーに広く浸透しており、「シティコミューターが欲しい=PCXを選べば間違いない」という強固なイメージを築いています。

その結果、長年にわたり新車市場で好セールスを記録してきたPCXは、中古市場でも流通量が豊富で、新陳代謝の良さにつながっているのです。付け加えるならば、今年に入りモデルチェンジが行われ、その生産が追い付いてきたようなので、買い替えられたオーナーも多いことが考えられます。いや〜、やっぱりPCXは強すぎますね!!

クラシックフィーリングがたまらない!

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2位 ホンダ・GB350

グーバイク買取ランキング8月度の第2位は、ホンダが送り出すネオクラシックの大本命「GB350」です。ロングストローク仕様の空冷単気筒エンジンがもたらす鼓動感とフィーリングは、若いライダーからベテランまで幅広い層に受け入れられ、発売当初は“他モデルの生産ラインまでGB350に回した”という噂まで流れるほどの大ヒットを記録しました!!

実際に走らせてみると、決して速さを競うタイプのバイクではないものの、必要にして十分なパワーと安心感のあるトルクを発揮し、毎日の通勤・通学や週末のツーリングでも飽きることのない「相棒感」がしっかり味わえます。まさに“長く付き合えるバイク”という表現がぴったりでしょう。

そんなGB350も、新車販売の勢いがやや落ち着きを見せてきた今日この頃。初期に購入したユーザーの車両はちょうど1回目の車検を迎えつつあり、次のオーナーへとバトンを渡すタイミングに入ってきました。ユーズドマーケットにおいても人気は依然として高く、今後もランキング上位の常連となる可能性は大いにありそうです!

意外にもこれまでランキング経験少な目!?

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3位 ホンダ・レブル250

ホンダ250ccクラスの大ヒットにしてロングセラーモデル「レブル250」が今月のランキングで3位にランクイン! 現行モデルが登場したのは2017年。当時から“Rebel”の名は1980年代に生産されていたモデルから受け継がれていますが、その中身は大きく刷新。エンジンは2気筒からシングルへと変更され、外観もクラシックなアメリカンクルーザーから、よりカスタムライクで都会的なモダンクルーザーへと進化を遂げています!

そのデザイン性に加え、軽量でコンパクトな車体、安心感のある足つき性、クセのないライディングポジションが評価され、特に免許を取り立てのエントリーユーザーや女性ライダーからも絶大な支持を獲得しました。その結果、街中では「石を投げればレブルに当たる」と冗談めかして言われるほどの圧倒的な存在感を示すまでに。まさに“250ccクラスの顔”と呼んでも過言ではないでしょう。

しかし、流通台数が豊富な割には意外にもランキング常連ではなく、昨年6月以降は一時ランク外となっていました。ここへきて再びトップ3に返り咲いたということは、買取マーケットにおいても動きが本格化してきた証拠といえます。今後はユーズドマーケット全体の流通がさらに活発化し、レブル250をめぐる売買の波が一層激しくなっていきそうな気配があります!!

モダンクルーザーマーケットに注視! なのですか?

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4位 カワサキ・エリミネーター400

毎月グーバイク買取ランキングの記事を担当していて強く感じるのは、その月ごとに買取市場の傾向やテーマのようなものが見えてくる、という点です。今回の8月度ランキングで4位に食い込んだのは、カワサキの「エリミネーター400」。このモデルを見て真っ先に思い浮かぶのは、3位にランクインしたホンダ「レブル250」との関係性でしょう。両車ともに“モダンクルーザー”という同じセグメントに属しており、ユーザー層もある程度重なっていると考えられます。

つまり、今月は「モダンクルーザーモデルを手放すオーナーがやや増えている」という市場の動きが反映された可能性があるのです。実際、レブル250とエリミネーター400のどちらに乗ろうか迷った経験のあるライダーは少なくないはずで、いずれも人気の高さを誇る存在。買取ランキングの中で両車が揃ってランクインしているのは非常に興味深い結果といえます。

さらに注目すべきは、エリミネーター400の新車販売が依然として好調であるという事実です。2023年の復活デビュー以降、クラシカルな雰囲気を残しつつ現代的にリファインされたスタイリングや、扱いやすい400cc水冷2気筒エンジンによって、多くのライダーから支持を獲得。若年層からリターンライダーまで幅広い層に受け入れられています。したがって、買取市場でも査定額は依然として高水準を維持していると考えられます。

加えて、発売からそろそろ2年が経過し、初期ロットのオーナーたちが最初の車検を迎えるタイミングに差し掛かってきました。車検を通して乗り続けるか、それとも新たなモデルへと乗り換えるか、その分岐点で手放す選択をする人が増えている可能性もあります。

エリミネーター400は、今後もしばらくランキングの常連となるか、それとも一時的な波で終わるのか。モダンクルーザー市場の動向を占う意味でも、引き続き注目していきたい1台です!

今月の穴場モデル! 復活の予感も!?

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5位 カワサキ・250TR

グーバイク買取ランキング8月度で第5位にランクインしたのは、なんとカワサキの「250TR」です。統計開始以来、初めての登場となり、ちょっとしたサプライズとなりました。新車市場から姿を消してすでに10年以上が経過しているため、若いライダーの中にはその存在を知らない方も多いかもしれません。

250TRが世に送り出されたのは2002年。当時はヤマハ「TW」、ホンダ「FTR」、スズキ「グラストラッカー」など、トラッカースタイルが一大ブームとなっていた時代で、250TRもその潮流に合わせて誕生しました。カワサキ・エストレヤのエンジンやフレームをベースに、シンプルかつダートトラッカーらしい軽快なスタイリングをまとい、当時の若者を中心に高い支持を集めたのです。ストリートを軽快に駆け抜ける姿はもちろん、カスタムベースとしても人気があり、今なお「当時乗っていた」「また欲しい」と語るファンが少なくありません。

ちなみに「250TR」という名称は1970年代にも使われており、その頃はトレールモデルとして存在していました。しかし今回ランキングに入ったのは、2000年代に登場したストリート寄りのダートトラッカーモデル。世代によってイメージする“250TR”が異なるのも、歴史あるカワサキらしい面白さといえるでしょう。

そして今、このタイミングで250TRがランキングに顔を出した背景には、ある連想も働きます。今年カワサキは、エストレヤの再来といっても過言ではない「W230」を新発売しました。クラシック&シンプルな路線を再び打ち出したことで、「次は250TRが復活するのでは?」という期待がファンの間で高まっているのです。エストレヤの血統を活かしつつ、W230のエンジンやフレームを流用した“新生250TR”登場!? と想像すると胸が高鳴りますね!

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