ラフ＆ロード HOTハンドウォーマー

冬の寒さからライダーの手を守る
取り付け簡単なハンドルカバー

ライダーにとって冬の寒さは大敵だ。特に手や指先は短時間で冷たくなり、レバーコントロールに影響を及ぼすばかりか、時にはあまりの寒さで痛みを感じてしまうことさえある。寒冷時用のウィンターグローブを使用していても、長時間のライディングでは末端部の冷え込みを完璧に防ぐことはできない。現在では、それを軽減するためにグリップヒーターや電熱グローブなどが発売されているが、純正で採用されている車種は限られており、汎用品を使うにしても車体側の加工が必要となる。また、電熱グローブは便利だが、通常のウィンターグローブに比べると比較的高価。そこで注目したいのが、手軽に手元を防寒できるハンドルカバー。今回紹介する「HOTハンドウォーマー」は、その中でも中型以上のバイクにも対応できるように考慮されたアイテムだ。

使用方法は簡単。ハンドルのグリップ部分にかぶせた後、ミラーにあわせてフラップを調整し、ベルクロで固定すれば取り付け完了だ。高い防風能力をもつカバーが、走行中の寒風をしっかりとシャットアウトしてくれる。今回は装着したあと、12月の中央道を中部地方に向けて走行したが、グローブのみの場合とその差は歴然。中綿入りのグローブでなくとも、寒さで指が痛くなることはなかった。これなら3シーズングローブのままでも冬のライディングが楽しめそうだ。装着がベルクロのため暖かくなったらすぐに取り外せるうえ、価格がエントリーモデルのウィンターグローブと同程度なのも嬉しいポイントだ。手軽な防寒対策として、便利に使える一品と言えるだろう。

ラフ＆ロード HOTハンドウォーマー

シルエットを崩さないスリムサイズ

HOTハンドウォーマーは、バイクのシルエットを崩さないスリムな形状が特徴。真ん中に入っているラインは反射材で、夜間の被視認性を向上させている。また、右側には便利な大型ポケットが付いている。

大きな開口部で幅広い車種に対応

コンパクトサイズながら開口部が大きいため、ナックルガードがついた車両にも取り付け可能。バーハンドル車なら装着もより簡単だ。なお、車種によっては本体に穴あけ加工し、バーエンドのボルトを利用して装着することもできる。

ミラー位置にフレキシブルに対応

ネオプレーン製のフラップを採用することで、ミラー位置やマスタ-シリンダーの配置に対し、フレキシブルな装着が可能。風雨が侵入しないように、車両にあわせてフラップを上手く調整して取り付けよう。

伸縮性のあるベルクロで装着

フラップの調整がおわったら、ベルクロで巻き込むように固定する。ベルクロのベース部分もネオプレーン素材のため、伸縮性があり自由な取り付けが可能。ベントのきついバーハンドルでも問題なく装着できる。

作業は簡単、取り外しも容易

しっかりとベルクロを巻きつけたら取り付けは完了。パッケージから出して作業完了まで10分もかからないほど簡単。取り外しも容易なので、春がきて暖かくなったらすぐに取り外すことができる。

シルエットを崩さないフォルム

スマートな形状で、バイクのフォルムに対する影響も少なめ。カラーラインナップも豊富に揃えられ、レッドやネイビー、ブラック、マットレザーのほか、今回装着したスポーティなカーボン柄も選べる。

ラフ＆ロード HOTハンドウォーマー

ライディング時の操作性を重視した、スマートな形状のハンドウォーマー。

簡易防水仕様となっており、寒さだけでなく雨も防げる。スクーターからビッグバイクまで装着可能。

価格／￥5,980

問合せ先／ラフ＆ロード