POWERAGE PJ-398 M-65ライダース

信頼のゴアテックスを採用
水も風もシャットアウト！

バイク用ジャケットは、一般的にいうと「機能性を持つ商品」と「ファッション性が高い商品」に分けられ、両立させている物は少ない。どちらを優先させるかは私たちユーザーの好みひとつであり、そこがジャケット選びの楽しいところでもある。

そんな中で、POWERAGEはどちらも満たす貴重なブランドだ。バイク用アパレルへの参入は比較的近年だが、そもそもは登山用アパレルを手がけていたこともある実力ある縫製メーカーであり、デザイナーである同社代表・山田浩さんが自身の趣味であるモーターサイクルウェアを手がけたいという情熱によって「POWERAGE」ブランドが生まれた。

さて、前置きが長くなった。今回紹介するのは、2012秋冬の新作ジャケットだ。米軍のフィールドジャケット「M-65」をモチーフにしており、冬をメインに春秋のみならず、インナーを外せば夏の着用もOKだ。この万能性を実現しているのは、POWERAGEが得意とするゴアテックスの採用だ。防水透湿性においては他のマテリアルの追随を許さない高性能を持つ。ゴアテックスの中でもとくに性能の高い3レーヤータイプを用いており、レインウェアを不要とする性能を持つ。

簡単に着脱できるインナーウェアは、前身頃ジッパーが中央からオフセットされ、フラップによって冷風の侵入を防ぐ。ネックだけ取り外せるのも特徴だ。ハイネックのフリースをインナーとして着る場合に首の圧迫感を軽減できる他、ネックのみ取り外して洗濯することができる。ウィンタージャケットの場合、肌と直接触れるこの部分だけに、この利便性は貴重だ。

軍用ジャケットがモチーフだけあって見た目はヘビーデューティーだが、ナイロン素材を使用しているため着心地は軽い。パッドタイプのプロテクターは肩、肘、背中に内蔵されており、着脱も可能。胸部プロテクターはオプション対応となっている。バイクを下りた後の街歩きでも違和感なく溶け込めるファッション性もあり、一年を通して活躍できる場面は多そうだ。

POWERAGE PJ-398 M-65ライダース Detail Check!!

機能性の高いインナージャケット

襟部を着脱できる他、オフセットされフラップのついた前身頃ジッパー、身頃裏側のボア、発汗しやすい部分のメッシュ処理など、インナージャケットにも手抜かりのない機能を持っている。

裾からの冷風侵入をシャットアウト

腹部にはウェストストームガードを装備。ジャケット裾部からの冷風が入り込むのを防ぎ、ジャケット内部の保温性を高める。着脱式なので、不要なシーズンでの着用時も邪魔にならない。

使いやすい袖口チケットポケット

高速道路チケットや有料道路で受け取った領収書、そして小銭などを収納しておくと便利に使えるポケットが、左腕の袖口に装備。ジッパーも大きくグローブ着用時も使いやすい。

通気性も考慮されたデザイン

主に冬季以外での着用時にうれしいベンチレーションも装備。エアが流れる経路が確保されており、気温差の激しいツーリングで重宝する。開口部が閉まらないように工夫されている。

安心のプロテクターを標準装備

メッシュタイプのパッドを肩、肘、背中に標準装備。肩と肘は体型にあわせて位置調整も可能。肘には固定ベルトを持ち、転倒時のズレを防止。胸部プロテクターは同社製品PA-228に対応。

米軍フィールドJKTがモチーフ

M65をモチーフとしたシルエットは、スリムながらもタフさを感じさせる。写真のオリーブの他、ブラック、ウォームグレー、ブルーの全4色が揃う。サイズはM、L、XLの3サイズ展開だ。

POWERAGE PJ-398 M-65ライダース

価格／4万3,050円（税込）

問い合わせ先／POWERAGE