ゴアウインドストッパーマルチウォーマー&ATオートサーモソックス

掲載日:2008年01月29日 バイク用品インプレッション    

バイク用品インプレッション

外気に近いところを守る
優れモノ防寒アイテム

仕事柄、真冬のどんな寒い時期でもバイクで走らなければならない編集部員T。気温0℃前後であっても約束がある限り、日本中を駆け回らないといけないのだ。真冬に走る経験を積んでいくと、自然と防寒アイテムは取捨選択され、強力なものだけが残っていくもの。そこで今回は編集部員が真冬に愛用する首先と足先の防寒アイテムを紹介しよう。首先と足先に限ったのは上下アウターやグローブには各自の好みがあるから。もう1点、首先や足先は重ね着できる部分ではなく、外気に近いところにさらされているから。ここを防寒することで、冬のツーリングは大いに快適になるはず。ツーリング時の寒さに悩んでいる人はぜひ試して欲しい。

まず1点目は首まわりを防寒するネックウォーマーだ。例えフルフェイスヘルメットを被ろうと、首回りはどうしても冷気にさらされる。ここを外気から守ると思いのほか寒さが減じることは、ネックウォーマーユーザーは知っているだろう。それを知る編集部員Tも以前からネックウォーマーを使用していたのだが、使っていたのはスキー用のネックウォーマーだった。しかし、バイクとスキーでは速度差が違いすぎ、スキー用では隙間から風が進入してしまうのが難点だった。しばらくはスキー用を二重にして使っていたが、そんなときに出会ったのがこの「ゴアウインドストッパーマルチウォーマー」。暖かいボアにゴアテックスフィルムを貼りつけ、防風・透湿性も備えたネックウォーマーで、コレ1枚だけで真冬も充分に凌ぐことができる。軽く、厚みもそれほどないため、首回りにまとわりついて不快になることもない。複数のネックウォーマーを試した後にたどりついたアイテムだ。

次に足先だが、同じラフ&ロード製の「オートサーモソックス」がオススメ。編集部員Tは靴下にもいろいろな工夫をしてきた。ネオプレーン製で靴下の上に履くアウターソックス、薄いビニール製のアウターソックス、登山用の靴下…など。ネオプレーンは確かに暖かいのだが、湿気が逃げにくく足が蒸れることがある。ビニール製のモノも同じ。登山用の靴下は厚みがあるモノを選んだせいか、靴を履くと足が締め付けられ気持ちいいものではなかった。いろいろな靴下を試した結果、たどり着いた結論は「ソックスを重ねると靴のサイズが合わなくなる。厚みがありすぎるソックスもダメ」だった。オートサーモソックスはほどほどの厚みで、湿気を吸って発熱する素材を使っており、足先の極端な辛さを味わうことはまずない。寒さにうるさい編集部員Tがオートサーモソックスの暖かさには満足しているのは頷ける。

ゴアウインドストッパーマルチウォーマー&ATオートサーモソックス

ネックウォーマーの表はゴアテックスフィルムで守られている。コレ1枚で風の進入を防ぐことができるのは、このフィルムのおかげ。

防風・防寒・透湿の
ゴアテックスフィルム

ネックウォーマーの表はゴアテックスフィルムで守られている。コレ1枚で風の進入を防ぐことができるのは、このフィルムのおかげ。

裏地にはボアタイプフリースを使用し、暖かく肌触りもいい。肌心地を追求したネックウォーマーは少なく好感が持てる。

裏地にはボアタイプ
フリースを豪華に使用

裏地にはボアタイプフリースを使用し、暖かく肌触りもいい。肌心地を追求したネックウォーマーは少なく好感が持てる。

靴の中の蒸れや湿気を吸って発熱する素材を使用しており、部位によって厚みが違うのも暖かさに差がつくポイント。

1枚でも充分に暖かい
湿気を吸い発熱する素材

靴の中の蒸れや湿気を吸って発熱する素材を使用しており、部位によって厚みが違うのも暖かさに差がつくポイント。

ゴアウインドストッパーマルチウォーマー&ATオートサーモソックス

真冬の首回り、足先を守るオススメ防寒アイテム。バイク用として開発されたため、暖かさはお墨付き。価格がこなれているのに暖かさは抜群なのが嬉しいアイテムだ。ラフ&ロード各店、および複数のWebショップで購入可能。

メーカー/ラフ&ロード

価格/ゴアウインドストッパー 3,150円(税込)、ソックス2,000円(税込)

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