掲載日:2011年01月11日 フォトTOPICS
取材・文/バイクブロス×ウンノリョウジ
撮影/ バイクブロス×マガジンズ編集部
パワフルで扱いやすい、空冷4ストロークOHC単気筒直立エンジンはXR100モタードと共通。始動はキックのみだが、小排気量ゆえ初心者でもそれほど苦労しないだろう。
モンキー、ゴリラに次いで2001年にリリースされた“エイプ”は、車名通りホンダの類人猿レジャーバイクにおける最終形態として登場した。ファットなタイヤと空冷の直立エンジンがもたらす堂々としたスタイリング、ライディングポジションも窮屈ではなく、そのくせマシン全体はコンパクトで扱いやすい。レジャーバイクの王道を突き進み、エイプがたどり着いた境地とは、どのような世界なのか。
今週公開の試乗インプレッションに先立ち、今回はエイプ100 TypeDをフォトトピックスでお届けしよう。
01エキゾーストパイプ内に触媒を内蔵し、平成19年排出ガス規制に適合。着火性能に優れたイリジウム・スパークプラグを採用し、アイドリングの安定に貢献している。
02静かで小気味良いサウンドは、時間や場所に囚われず気兼ねなく乗れるエイプにマッチしている。安全性を確保し、転倒時の被害も最小限に食い止めるマフラーガードを装備。
03フロントブレーキは油圧式のディスクタイプ。6本ホイールのアルミキャストホイールと相まって、足回りをスポーティに演出している。ゴールドのカラーリングがポイント。
04リアブレーキも油圧式ディスクを採用。リアサスペンションは、ソフトな乗り心地と優れた路面追従性によって軽快なフットワークを実現するプロリンク式のモノサス。
05正立タイプのフロントフォークは31ΦでNS-1などと共通サイズ。ワイドなタイヤに合わせた幅広なフロントフェンダーには原付二種に必要なフロントマークが配置されている。
06ヘッドライトケースに埋め込まれたスピードメーターは90km/hまで刻まれている。インジケーターは緑のニュートラルランプと青のハイビーム。タコメーターは装備されていない。
07リアフェンダーに装着された小ぶりなテールランプの下には、100ccの証であるピンクナンバー。ウィンカーはフェンダー裏から伸びるウィンカーステーに装着されている。
08スピード感あふれるグラフィックが施されたガソリンタンクは、予備タンクのコック付きで全容量5.5L。100ccの低燃費なエンジンにより、余裕で200km/h以上を走破する。
09マシンは小柄だが、ステップやハンドルなどのインターフェイスのつくりはしっかりしている。また、原付二種登録となるエイプ100はタンデムステップが装備される。
10座り心地の良いシートには二人乗り用のグリップが装備されている。また、ヘルメットロックが採用されるなど、コンパクトなボディでも必須機能は欠かさない。
11エイプの特徴でもあるファットなタイヤは、ゴツめのブロックパターンにより一層強調されている。フロント/リヤ共に120/80の12インチサイズが採用される。
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