

掲載日:2017年05月24日 試乗インプレ・レビュー
取材協力/Chops 取材・文/淺倉恵介 写真/木村圭吾

エンジンは空冷4ストローク単気筒。排気量は109.19cc、最高出力は5.84Kw、最大トルクは8.96N-m。給気方式はキャブレターを採用している。

エンジンはユニットスイング式なので、ステップボードがある部分は何もない空間。純正オプションで、トランクボックスが用意されている。

ブレーキは前後機械式のドラムブレーキを採用。コストを考えれば止むを得ないかもしれないが、ディスクブレーキが欲しいところだ。

ヘッドライトはマルチリフレクタータイプ。試乗車はLEDバルブ化されているが、純正品は一般的なバルブを採用している。

メーターはシンプルなアナログ式。120km/hフルスケールだが、ノーマルではその速度は出ない。キーシリンダーは、ハンドルロック別体式。

右側のハンドルスイッチは、セルモーターのボタンのみを装備。

左側ハンドルスイッチには、プッシュキャンセル式ウインカーボタン、ホーンボタン、ヘッドライトのHi/Lo切り替えスイッチの他、ヘッドライトのOn/Offとポジションランプの切り替えスイッチ、チョークレバーも備える。

タンデムステップは、スマートな折りたたみ式。

シートは座面の広いダブルシート。パッセンジャー用のスペースも十分に確保されている。

シートはキーで脱着可能。シート下の小物入れスペースは小さく、書類プラスアルファ程度と考えたい。

車載工具を装備しているのが嬉しい。工具の点数は最低限ではあるが、あるとないとでは大違いだ。

燃料タンクはキー付きのリッドを開けると、給油口が顔を出す。

スポーツバイクらしい雰囲気のテール周り。グラブバーを標準装備しているところは有難い。

価格(消費税込み) = 9万2,800円
※表示価格は2017年4月現在 Chops調べ
インドホンダが作り出した、スポーツバイクとスクーターのハイブリッド。ハイスペックとは言えないが、走りの楽しさは本物。驚きのロープライスで、手に入れやすいところも大きな魅力。気軽に楽しんで欲しい1台。
■エンジン型式 = 空冷4ストローク単気筒
 ■総排気量 = 109.19cc
 ■最高出力 = 5.84kW(7.94ps)/7,000rpm
 ■最大トルク = 8.96Nm(0.91kgf・m)/5,500rpm
 ■始動方式 = セルフ/キック併用
 ■サイズ = 前長1,805×全幅748×全高1,039mm
 ■車両重量 = 101kg
 ■燃料タンク容量 = 3.8L
 ■乗車定員 = 2名
 ■F/Rブレーキ = 機械式ドラム
 ■タイヤサイズ = F:90/90-12、R:90/100-10








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