KYMCO レーシングS125
KYMCO レーシングS125

キムコ レーシングS125 – 走りと利便性をさらに高めた人気のスポーティスクーター

掲載日:2016年09月14日 試乗インプレ・レビュー    

取材・写真・文/野岸“ねぎ”泰之

キムコ レーシングS125の特徴

キムコ レーシングS125の画像

美しく、ダイナミックなカーブのボディに
充実のユーティリティを装備

まずは外観から見てみよう。新しくなったレーシングS125は、まるでアスリートの筋肉のようなダイナミックなカーブを持つボディで、よりボリューム感のあるマッシブでエッジの効いたデザインとなった。車体中央側面には、高い強度を持つハイドロフォーミングフレームの一部が露出し、メタリックな質感とともにスポーツ性能の高さをアピールしている。低い位置に設置されたデュアルヘッドライトはロービームでも左右同時に点灯、その下にはライン状に配されたLEDにポジションランプが設けられ、被視認性を高めるとともに、アクセントになっている。

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ユーティリティで目を引くのが、メインキー脇に配置されたUSB充電ポートだ。従来はグローブボックスの中にシガーソケットが設けられることが多かったが、これはUSB、しかもボックス内ではなく露出している。出力は5V2Aと大きめで、スマートフォンだけでなくタブレットなども充電できるのが心強い。差し込み口は下向きとはいえ、雨の中で使うのははばかられるが、すぐに利用できる場所に設置されているのは使い勝手がよく、嬉しいポイントだ。

キムコ レーシングS125の画像

もう一つのアドバンテージとして触れておきたいのが、シート下のトランクルームの広さ。ヘルメットを置いてもまだ前方にかなりのスペースがあるため、かなり重宝しそう。原付二種クラスではなかなかない広さだと思うので、利便性は高い。

キムコ レーシングS125の画像

メーターはフル液晶の多機能タイプで、時計や電圧なども表示できるほか、速度域によって色の変わるラインを配するなど、楽しいギミックを搭載。ただ、表示自体はクッキリとして見やすいのだが、透明のカバーの角度のためなのか、直射日光下だと光が反射して見づらい場面があったのは少し残念だ。

キムコ レーシングS125の画像

レーシングS125の試乗インプレッションは次ページにて

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