
掲載日:2010年01月20日 試乗インプレ・レビュー
構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
KLX125のフロントフォークはインナーチューブ径33mmの正立タイプで、兄弟モデルであるDトラッカー125より25mmサスペンションストロークが延長されています。その分シート高が高くなっていますが、スリムな車体のおかげであまり足つきに不安を感じることはありません。比較的ソフトなセッティングとなっているので、乗り心地も良好です。
KLX125のタイヤサイズは、ラージホイールを装着した80ccクラスのモトクロス用バイクと同一。一般公道向けタイヤの選択しは多くありませんが、競技用タイヤの選択肢は非常に豊富です。オフロードコースに持ち込んで遊ぶなら、硬質路面から軟質路面までコンディションにあわせて選択可能。プレイバイクとしての実力も要チェックです。
2年前に250ccのフルサイズモデルが発売されて以来ニューモデルに恵まれていなかったオフロードカテゴリにとって、KLX125は貴重なモデル。リーズナブルな価格設定と扱いやすいパフォーマンスが両立しており、これからオフロードをはじめたいビギナーにとっても、遊べるバイクが欲しいベテランにとっても価値ある1台と言えるでしょう。また、兄弟モデルであるDトラッカー125同様、低燃費で経済的なパフォーマンスも高いので、通勤・通学などの“足バイク”としても最適。オフロード走行から毎日の生活にまで使える原付2種モデルとして、今一番注目したいマシンです。
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