クリーブランドサイクルワークス ヘイスト125

余計なものを削ぎ落とした
ボバースタイルのアメリカン

ヘイスト125は、オハイオ州北東部にあるクリーブランドサイクルワークスがデザインしたボバースタイルのモーターサイクルです。先に登場したヘイスト250と共通のフレームに、シンプルな単気筒の125ccエンジンを搭載。ひとクラス上の雰囲気と125ならではの経済性を両立しています。

クリーブランドサイクルワークスのデザイナーが、自分が乗りたい理想のバイクを思い描いてデッサンしたのがヘイスト250誕生のきっかけでした。常識にとられず理想の形を追求し、バイク本来の楽しさと無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインを両立しました。また、コンピュータ制御のバイクが増えつつある昨今ですが、このヘイストはメカニカルな部分を大事にし、人とバイクが通じ合う絆のようなものを大事にしています。

ヘイスト125は兄弟車であるヘイスト250と搭載するエンジンが違いますが、それ以外の構成部品は250と同じものをそのまま使っています。車体サイズは全長2200mm、全幅720mm、全高1040mm、ホイールベースは1515mmとヘイスト250とまったく同じですから、その雰囲気など250に引けを取らずに楽しむことができる面も数多く存在します。また、着々とラインナップが増えつつあるヘイスト250用のカスタムパーツを、そのまま125に使えるというメリットも享受できます。

エンジンは空冷４ストロークで、ボア56.5mm、ストローク49.5mm、排気量は厳密には124ccとなります。エンジン始動はセル式、燃料タンクの容量は８リットルです。タイヤサイズはフロント90/90-21、リア140/70-18。ブレーキはフロント、リアともディスク式を採用。車体カラーはＵＳＡブラック、希望小売価格は29万8000円。2012年11月から台数限定で発売を開始しました。

クリーブランドサイクルワークス ヘイスト125のライバルはこれだ！

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  カワサキ
  エリミネーター125

  単気筒エンジンを搭載するドラッグレーサースタイルの125クルーザー。国内向けのモデルはすでに絶版となっているが、市場にはまだまだ数多くの中古車が出回っている。

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  ヒョースン
  ＧＶ125Ｃ

  韓国はヒョースンモーターが送り出すＶツインエンジンのクルーザー。車体各所にクロームメッキパーツを使うなど、ヘイストとは打って変わって豪華な雰囲気が売り。

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  クリーブランドサイクルワークス
  ヘイスト250

  ヘイスト125の兄弟車。エンジンは250だが価格は125と同じ29万8000円。普通二輪免許を持ち、ランニングコストも気にならないという方なら、こちらも比較検討の対象に。

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