掲載日:2012年11月06日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
文/杉山 研二
このBW’S(ビーウィズ)は2012年10月に発売となったオフテイストのオシャレなスクーターです。ファットタイヤや丸型2灯式のヘッドライトなど遊び心満載のスタイルは、1988年に登場して注目を浴びた初代モデルのイメージを受け継いでいます。それでいて走行性能や収納性、環境性能などは現代的でバランスの取れた設計ですので、お買い物からレジャーまで幅広い用途に活躍します。
エンジンは水冷4ストロークを搭載。燃料供給にはフューエルインジェクションを使い、扱いやすくパワフルで排ガスや排気音などの環境性能にも優れています。フロントサスペンションは力強いイメージと走行性に貢献する大径42mmアウターチューブを採用、120mm幅の前後タイヤも車両の存在感を強めます。前輪のブレーキには、赤く塗られたキャリパーとウェーブ形状のディスクを装備。スポーティなメーターパネルにはゼッケン風のバイザーが付いています。車体は余裕のあるフットスペースとゆったりしたシート、幅広のバーハンドルの組み合わせで、ゆとりのある乗車姿勢で乗れるようになっています。
ユーティリティ面では、まずシート下に容量23Lのヘルメット収納ボックスを用意。シートはメインキーの操作でロックを解除でき、片手でも開けることができます。ハンドル下の左右にあるフロントインナーポケットは、ペットボトルの飲料を入れるのにちょうど良い作りで、その中央には折りたたみ式コンビニフックもあります。リヤにはキャリア一体式のスタンディングハンドルも装備。また給油口は足元にあるのでシートを開閉せずに補給できて便利です。容量4.5リットルの燃料タンクは足元に配置していますので低重心化にも貢献します。メインキーには鍵穴へのイタズラを困難にするキーシャッターも装備。
車両の製造はヤマハモーター台湾で行われ、メーカー希望小売価格は22万5750円(消費税込み)。車体カラーはブルーとホワイトの2タイプを用意しています。
個性派スクーターという点では良きライバルのズーマー。骨格むき出しのネイキッドスタイルやデュアルヘッドライト、シート下のフリースペースなどが特徴。
オフテイストのオートマといえば忘れちゃいけないストマジII。エンジンはパワフルな空冷2ストローク。すでに絶版モデルだが、探せばまだまだ中古が手に入る。
海外向けの125cc版BW'S。縦二眼ヘッドライトが特徴。エンジンはインジェクション採用した空冷4ストローク。国内ではプレストコーポレーションが輸入販売する。
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