ヨーロッパを中心に、世界中で高い人気を誇るのが台湾発のヘルメットブランド「THH」。日本でもSG規格を取得した「正規品」が流通し、急速に支持を広げている注目ブランドである。今回はそんなTHHから特におすすめの一品を紹介したい。

オフロードからジェットまで
6通りにスタイルチェンジ！

たとえば普段の通勤や買い物はスクーターで、週末はビッグバイクでツーリングなど、バイクを複数台持つライダーは意外と多い。また、所有するのは1台だけど、普段の街乗りは気軽なジェットヘルメット、ツーリングのときはしっかりとフルフェイスを被りたいというライダーも少なくない。そうした「シーンに応じてヘルメットを使い分けたい」という声に応えるのがTS-45である。

上の写真を見ると、サンバイザー付きのツーリングフルフェイスに見えるのだが、じつはコレはフル装備の状態。サンバイザーはもちろんのこと、チンガードも脱着可能。さらにオフロードタイプのマウスベントに変更することもできる。なんとTS-45は全部で6通りのスタイルに変えることができるのだ。

もちろんTS-45の注目ポイントは、そうしたギミックだけではない。ワンタッチでオン／オフを切り替えられるインナーバイザーや、ラチェット式チンストラップ、吸汗速乾性に優れた内装など、ヘルメットに必須の快適性と利便性も備わっているのだ。

バイクのジャンルも走るシーンもすべて不問！　一粒で何通りも楽しみたい……そんなワガママを叶えてくれる贅沢なアイテムである。

基本性能の高さに加えてスタイリングは変幻自在！

THH TS-45
1万8954円（税込・グラフィックモデル）1万7226円（税込・単色モデル）
6つのスタイルに変更するための装備（ショートバイザーとマウスベント2種類、左右のカバー）がすべて揃って税込2万円未満という価格設定も大きな魅力。ヨーロッパ仕込みのスポーティーなグラフィックも要注目である。

チンストラップには使いやすいラチェット式を採用。ラチェットのコマは細かく設定されているので、自身に合わせた微調整が可能となっている。

インナーサンバイザーを標準装備。オン／オフは左側面にあるスライドレバーを操作するだけなので、トンネルや西日など突然の状況でも対処しやすい。

頭頂部には大型のエアベンチレーションを装備。効果的に走行風を取り込むことができるので、夏でも快適に使用することができる。

この6パターンのほかにフルの状態からチンガードを外した、バイザー付きジェットのパターンも使い勝手が良さそうだ。パーツの交換は簡単なので、乗っているバイクや走るシチュエーション、その日の気分によって気軽に変えられる。

内装は取り外し可能。洗うことができるので、これからの汗ばむ季節でも常に清潔な状態をキープできるのは嬉しいかぎり。もちろん、脱着手順は簡単で、煩わしさはない。

※画像は試作品のため実際の商品とは仕様が異なる場合があります

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