掲載日:2017年05月01日 雑誌掲載記事ピックアップ
構成/バイクブロス・マガジンズ編集部 画像提供/ロードライダー編集部
Z1に次ぐモデルとして、GPZ900Rは世界市場で10年という単位で君臨することを目指して設計されていた。しかし、時代は予想を超えた出力競争時代に突入。ストリートスポーツの頂点の座を派生モデルのZZR1100に譲ることになる。
それでも、GPZ900Rはデビュー当時に与えられた先進的なデザインと高性能により、ビッグバイクのスタンダードモデルとして確固たる地位を築くことに成功。デビューから6年が経過した1990年に、ようやく初めてのメジャーチェンジを受けることとなった。
外観上の大きな違いは、フロントホイール17インチ化と共にADS/AVDSが廃止されたことでアウターチューブがすっきりとしている点だ。さらに細かく見ると、スポークデザインも変則6本から3本に変化。ブレーキはフロント30mm径の対向4ピストンキャリパーとなっている。リアも3.00-18から3.50-18へ幅が拡大されたほか、ホイールベースは1495mmから1500mmに。また、シート高はプラス10mmの790mmに。そして乾燥重量は228kgから235kgとなった。さらにミラーやメーターにも新たなデザインが投入されている。
GPZ900R(A7) 下のA6画像と外観的な違いをチェックしてみよう。
GPZ900R(A6) フロントアウターチューブやホイール。ミラーといったところで違いが判る。
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