
リビルトエンジン製作や、最先端のブラスト洗浄技術『RECS』など、旧車や絶版車を長く楽しむためのサービスを幅広く手掛けてきたTTRモータース。その深い経験と高い技術にファンも多い。そのTTRモータースがお薦めする塗装システムがガンコートだ。
アメリカ軍も採用するというガンコートは、圧倒的な硬度を持つうえ、耐溶液性能、放熱効果も併せ持つものだ。昨今ではモータースポーツ界でも浸透してきており、新たな塗装システムとして注目されている。
そのガンコートをTTRモータースがお薦めする理由は、先に挙げた特徴の中にある。例えば空冷エンジンであれば、シリンダー部分にガンコートを施工すれば、綺麗に仕上げられるだけでなく、放熱効果も得られるということなのだ。さらにTTRモータースではガンコートにプラスして、結晶塗装やパウダーコート、セラミック塗装なども手掛けている。4気筒エンジンのヘッドカバーには結晶塗装を施すことで、タペット音をはじめとしたヘッド周りのノイズを軽減することができ、クランクケースなどには耐久性が高く仕上がりも美しいパウダーコートの施工を推奨するなど、長年蓄積してきた経験を元に、塗装に関しても適材適所を用いることができるのだ。
ガンコートは放熱性能だけでなく高い耐溶液性能を誇るため、キャブレターからのガソリン垂れなどにも強い。つまり一度ガンコートで仕上げれば、美しい塗装が長持ちすると言うわけだ。色分けや文字入れも可能なので、自分だけの特別な一台を作り上げることもできる。
ヘッドカバーには結晶塗装が良い。特に4気筒などの多気筒エンジンでは、タペット音をはじめとしたヘッド周りのノイズ軽減を期待できる。実際にメーカーでも用いられている塗装技術だ。
オーバーホールついでにブラスト洗浄のRECSをオーダーし、その後通常の塗装へと回すのも悪いことではないが、せっかくならば、内部まで洗浄されたエンジンに、もっとも合う塗装を施してもらい、あとは組み上げるだけという綺麗な状態に仕上げてもらえば、高い満足感も得られることだろう。
現在エンジンの塗装では耐熱塗装が主流となっているが、その先を進む塗装システムを提供するTTRモータース。大切な愛機をいい状態で長く楽しみたいならば一度相談すると良いだろう。
ガンコートはエンジンだけでなく、フレーム、マフラー、ラジエーター、キャリパー等々、あらゆる部分に施行することができる。TTRモータースでは、プラスチックや樹脂系素材への塗装も行っており、場所、素材に捕らわれずガンコートの高い塗装性能を採用できるのだ。
今回洗浄・塗装を行うエンジンの、作業前の状態。
TTR独自のブラスト洗浄RECSを行った状態。
RECS後、ガンコート塗装を行った状態。
T.T.Rモータース 公式YouTubeチャンネルにて、動画公開中!。