大切な愛車をガッチリロック! シチュエーションに応じて選べる豊富なラインアップ『BEE LOCK』登場!

掲載日/2019年8月2日
取材協力/株式会社リード工業
写真、取材、文/小松男
構成/バイクブロス・マガジンズ
多くの機能パーツはおろか、キーシリンダーまで剥き出しとなっている車両がほとんどのオートバイは、常に盗難やいたずらの危険性にさらされていることは周知の事実だ。可能であればガレージで保管したいところだが、都市部の混み合った住宅事情では、なかなかそう上手くはいかない。そこで、U字ロックやチェーンロックなどの外部ロックを追加使用することで、大幅に盗難抑止力は向上する。ここでは外部ロックのニューカマー『BEE LOCK』を紹介する。

『BEE LOCK』の魅力は、まずそのデザインにある。オレンジとブラックを基調としたカラーリングは目にとまりやすく、それが結果として盗難抑止力へと繋がるのだ。さらにはオーナー自身によるロックの外し忘れ、付け忘れといったアクシデントの軽減にも一役買って出る。

ピッキングに強い高精度ディンプルキーを採用。シリンダー側には砂などが入り込むのを防ぐためのシャッターも備えている。実際に手に取り、使用すると精度の高さが伝わってくる。

あなたの使い方にピッタリの外部ロックが必ず見つかる

車種がなんであれ、バイクという乗り物は、常に盗難やいたずらの危険性にさらされている。自宅に置いているときはおろか、通勤通学時やツーリング先で、ちょっとバイクから離れたその隙であっても、いつどこで手が出されるのかは、誰にもわからないのだ。だからこそ、セルフディフェンスという形での備えが重要となってくる。もっとも手軽で効果的なのは外部ロックの追加だ。

ヘルメットをはじめ様々なバイク用品を手掛けるリード工業は、『BEE LOCK』という外部ロックを発表した。キー部分にはピッキングに強く、さらに精度の高いディンプルキーを採用、オレンジを主としたカラーリングは、外敵も一目置くインパクトを持っている。

特筆すべきは、その豊富なラインアップだろう。シャックルタイプのU字ロックだけでも4種類、ワイヤーロック2種類、チェーンロック、その他に延長用チェーンが2種類用意されているのだ。

これほど種類があると、どれを使えばよいか迷ってしまう。と思うかもしれない。しかしそれこそがポイントなのだ。例えば普段自分のバイクを置いている場所をイメージしてみよう。集合住宅の駐輪場などで柱など外部ロックと車体を繋げられるような固定物がない場所であれば、シャックルロックが使いやすいだろう。

シャックル部とロック部がセパレートするタイプと、ヒンジで繋がっているタイプが用意されているほか、持ち運びもしやすいので、カバンに入れて出先で使用するという使い方もできる。対して柱やアンカーなどと繋ぐことができる場所では自由度の高いチェーンロックがいい。ただし重量があるので、持ち運びには向いていない。両者の中間的な使い方ができるのがワイヤーロックというわけだ。

BEE LOCKのラインアップの中でも特に注目したいのは、超軽量の小型シャックルロックと、ロック機構を持たない延長チェーンだ。前者はアルミ素材で作られており、驚くほど軽い。カバンに入れて持ち歩いても、なんら苦にならない重さなのだ。なので外部ロックを持ち歩くのは面倒だというライダーや、どこでも盗難抑止力を発揮しておきたいという方にお薦め。

延長チェーンは、シャックルロックと合わせて使用することにより、車体から離れた固定物と繋げることができる。例えば普段置いている家の前では、チェーンで延長して固定物に接続、出かけるときにはシャックルロックのみを持ち出す。といったフレキシブルな使い方が可能なのだ。

幅広いシチュエーションに対応し、あなたの用途にピッタリと合うロックがきっと見つかる『BEE LOCK』。愛車を守る道具として取り入れたいアイテムだ。

ダブルループ チェーン(延長チェーン)の使用例。チェーンの両端にシャックルロックを使用することで、離れた場所にある柱やアンカーなどと繋いでロックすることができる。普段の置き場がこういったシチュエーションのオーナーも多いのでは?

SHACKLE LOCK〔シャックルロック〕
左から
LU-205A 4000円 135×200mm
LU-206A 4500円 135×250mm
LU-207A 3500円 110×230mm
一般的に多く使われているのは、シャックルとロックボディがセパレートされた一番右のタイプだが、左2種類は、片側にヒンジを備えた一体型となっている。夜間などの暗い時や、着脱作業がしにくい場所などで重宝することだろう。

LINK LOCK〔リンクロック〕
LW-017A 4500円 1200mm
LW-018A 5000円 1800mm
スチールワイヤーの芯にリンクを被せた二重構造としたことで、高強度で切断しにくくされたワイヤーロック。使用時には長く、たためばコンパクトになるため、自宅での使用はもちろん、持ち運んで出先で使うこともできる。

CHAIN LOCK〔チェーンロック〕
LC-403A 6500円 1800mm
とにかく高い防御性能を追い求めるならば、焼き入れ加工が施された高強度チェーンロックが適している。直径6mmの角型チェーンは一般的な攻撃ではビクともしない。ナイロンカバーで車体に傷がつくこともない。

DOUBLELOOP CHAIN〔ダブルループチェーン〕
LC-401A 3000円 1200mm
LC-402A 4000円 1800mm
上記で紹介したチェーンロックのロック機構を省いたアイテム。BEE LOCKのシャックルロックとの組合わせのほか、手持ちのU字ロックや南京錠などと繋げて使用することができる。固定物と繋げれば盗難抑止力は飛躍的に向上するぞ。

SHACKLE LOCK〔シャックルロック〕
LU-208A 3500円 80×125mm
写真では伝わらないことが残念だが、手のひらサイズのコンパクトボディで、なおかつ指一本で軽々と持てるほど超軽量。“外部ロックを装着している”という視覚的な部分での盗難抑止力を狙ったアイテム。バイクに入れておきどこでも使いたい。

BEE LOCKの製品紹介を動画でチェック!

INFORMATION

住所/東京都足立区宮城1丁目17番21号
電話/03-3912-2751
営業時間/10:00~17:00

戦後、一躍需要を増した自転車の部品製造会社を出発点とするリード工業(LEAD)。復興と経済発展が進むにつれて爆発的に増えたバイク部品の製造に取り組むようになったのは、自然な流れでした(昭和30年)。当時のバイクは、あくまでも実用品。会社の営業者であり、家庭の自家用車でしたから、動くために必要な部品の次は、役に立つ道具にするための用品が求められることもまた、自然なことだったのです。当時は、荷物を入れるためのボックスや快適に走るための風防(スクリーン)が主な商品だったのも頷けます。また、昭和40年代の終わりには、生産拠点を求めた海外進出が始まっています。必要なものを、より求めやすい価格で、大量に生産するためです。その後、国内のバイク人気を追い風に事業を拡大し、レザーウェアの製造を行っていた時期もありました。現在の主力商品はヘルメットと盗難防止用品、それからグローブとバイクカバーも。求めやすい価格と豊富なバリエーションで、昔と同じようにライダーの役に立つ道具を作り続けています。