唯一無二の「スポーツスクーター」TMAX530がモデルチェンジ!

掲載日:2017年03月15日 トピックス    

取材・撮影・文/佐賀山敏行  取材協力/ヤマハ発動機株式会社

YAMAHA TMAX530 ABS/2017年4月7日発売/車体価格:124万2,000円(SX)・135万円(DX)/カラー:マットシルバー1(マットシルバー)※SX・マットダークパープリッシュブルーメタリック1(マットブルー)※DX・ダークグレーメタリックS(ダークグレー)※共通

ヤマハ『TMAX530』がフルモデルチェンジし、2017年4月7日から発売される。クルーザー的性格が強いビッグスクーターのなかにあって、TMAX530は「スポーツ性能に強いこだわり」を見せるスクーター。今回のモデルチェンジでも、走行性能をさらに進化させている。

大きな変更点は、まず電子制御スロットル「YCC-T」をはじめ、トラクションコントロールシステムや走行モードなど、電子制御技術の採用。状況に合わせた「走り」が楽しめるようになっている。さらにアルミフレームを新設計し、軽量化を果たしている。今回「DX」と「SX」の2つのグレードがラインナップされるが、SXは旧モデルと比べて7kgも軽くなっている。

他にも、シート下トランクの容量アップやスタイリングの刷新、DXではグリップヒーター&シートヒーター、クルーズコントロールシステムなどを装備。唯一無二のスポーツスクーターの独走は、まだまだ続きそうだ。

01MAXシリーズのアイコンとなるブーメランモチーフのデザインはそのままに、フロントフェイスをより引き締めたデザインを採用。見えない部分だが新設計の軽量アルミ製ダイキャストフレームに40mmロング化されたリアアームを採用。スクーターとは思えないスポーティなルックスだ。

02高いコーナリング性能を予感させる腰高なシルエットはTMAXならでは(撮影車両はDX)。大きめのスクリーンは電動で高さ調整が可能。ツアラーとしての快適性も併せ持っている。

03モデルの身長は175cmで、TMAX530のシート高は800mm。シート自体も幅が広く、つま先がやっと着く程度。走り出してしまえばライディングポジションの自由度は高く、スポーツ走行からクルージングまで、幅広く対応する。

04DXではクルーズコントロールに電動調整スクリーン、グリップ&シートヒーターといった快適装備が充実。すべて手元のスイッチで簡単に操作することができる。新しくなった2連アナログメーターにも注目したい。

05フロントブレーキは対向4ポットキャリパーをラジアルマウントし、267mm径ダブルディスクとの組み合わせ。ABSを標準装備し、安心の制動力が確保されている。また、内部構造を専用チューニングした軽量タイヤを装備している。

06シート下トランクも容量をアップし、ジェットヘルメットが2個収納できるようになった。フロントにも小物入れを装備し、12V・DCジャックを設置。スクーターとしての利便性も追求されている。

07高級セダンを思わせる上質なリア周りも見逃せないディテールだ。テールランプとウインカーはユニットではなく、それぞれ独立させることでスポーティなイメージを高めている。

08リアブレーキローターは大径282mmを採用。フロント同様に軽量タイヤを装備し、さらにホイールは新設計4.50幅(旧モデルは5.00)の軽量5本スポークを装着。バネ下重量の低減を実現している。

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